N響定期演奏会(デュトワ、カプソン他)

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今日はN響の定期を聴きに行きました。プログラムは以下。
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ストラヴィンスキー / アゴン
ショスタコーヴィチ / ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 作品102
ピアノ|キリル・ゲルシュタイン
R. シュトラウス / 交響詩「ドン・キホーテ」作品35
チェロ|ゴーティエ・カプソン
ヴィオラ|店村眞積
NHK交響楽団
指揮|シャルル・デュトワ
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実はN響はテレビではしょっちゅう聴いている(見ている?)のに、本番を聴きに行っていないのです。最後に聴きに行ったのは、定期演奏会ではなく、小澤征爾&N響で子供のための音楽教室的な特別演奏会が3-4年ぐらい前でした。オーケストラでお世話になっているトレーナーの先生がN響団員になったので、親近感がちょっとわいているのですが、お聴きしたら、今回のプログラムは降り場だそうで。
それでも、今回定期を聴きに行ったのは、ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲第2番、このためです。家に愛聴しているショスタコーヴィッチのCDがあり、大学の頃からよく聴いていました。このCDを持っています。

ショスタコーヴィチ:P協奏曲

ショスタコーヴィチ:P協奏曲

  • アーティスト: ニューヨーク・フィルハーモニック,ショスタコーヴィチ,プーランク,バーンスタイン(レナード),バーンスタイン(レナード),プレビン(アンドレ),ゴールド(アーサー),フィッツデール(ロバート)
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1994/05/21
  • メディア: CD




特に2番の協奏曲がいいです。ショスタコーヴィッチの曲でも明るさが全面に出ており、そして、この2番だけ、バーンスタインが弾き振りしているようです。また、1番の協奏曲も入っていますし、プーランクの2台のピアノのための協奏曲もとてもいい曲なので、このCDはおすすめです。
いつか、ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲が生演奏で聴けたらぜひ行きたい、と思っていたのです。しかし、この曲、難曲のせいか、なかなか演奏される機会がありません。そしたら、たまたま偶然にN響のホームページを見ていたら、定期演奏会にショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲第2番があるではありませんか!気がついたのが本番5日前です。指揮もシャルル・デュトワで、一度生で見てみたかったので、チケットを即買いました。
そして今日。
昨日の夜悪天候が快晴に転じて、コンサート会場に行くのもウキウキします。会場はNHKホール。クラシック専用ホールが多くなった今、NHKホールはクラシック演奏会場としては良い音響とは言えませんが、今日のプログラムはここでしかやらないので仕方がありません。私の席はL2列なので、1階席の左側前から2列目です。ピアノの弾く様子をみたかったので、この席にしましたが、ちょっと前すぎたのは反省です。ステージが高いので、奥があまり見えません。次回買うとしたら、5列目以降にします。
1曲目。ストラヴィンスキーのアゴンはハープとマンドリンを中央に置き、ピアノもあり特殊楽器オンパレード。とても不思議な曲でしたが、私の理解も追いつかずで、感想に関してはノーコメントとします。
2曲目、ピアノはアゴンで使っていたツヤなしのスタインウェイを使うと思いきや、コンサートピアノはまた別のようで、ツヤありピアノブラックのスタインウェイを中央に配置しました。ピアニストはロシア人作曲家のショスタコーヴィッチにふさわしく、ロシア人のキリル・ゲルシュタイン。
ゲルシュタイン
1楽章開始、管楽器の軽快なメロディーで曲が始まり、ピアノが入り、しばらく管楽器とピアノのかけあいになります。その後、スネアと後打ちを担当する弦楽器が入りますが、聴いた感じ、ちょっとまだピアノのテンポを捉えきれていないようで、ちょっと遅れ気味。大事故にはならないけど、ピアノがブレーキ踏まれるようなテンポ。弾く方もここはピアノがどう出てくるか、見極めてから後打ちをするので、難しいと思いますが、最初の部分だけいまいち噛合ってなかった。ピアノはオクターブ和音が続く部分も難なくこなし、フォルティッシモの音量も十分。そして、この協奏曲、ピアノソロでハノンの如くピアノ指練習みたいな16分音符がひたすら続く部分があるのですが(実際第3楽章はハノンの第2番主題を使っている)、たいてい、この主題が指がもつれて均等に聞こえなかったりする演奏が多い中、今日のゲルシュタインは崩れることなくきちんと弾いていて感心しました。第2楽章も甘いメロディ、ピアニストも1楽章の忙しさから一転して、気持ちを込めて弾いていましたね。3楽章はまたまた速いパッセージの連続。オケもテンポをつかめてきて、ピアノを引っ張ることなくまとまっていました。が、ショスタコーヴィッチなので、もう少し攻撃的でもよかったかな??音楽的には弦楽器はテヌート気味で弾いていたように聞こえました。最後に終わるときに、デュトワがオケの方ではなくて、ピアニストの方にくるっと回って体をピアニストの方に向けて指揮を振り終えたのが印象的でした。ゲルシュタイン、よくあの難曲を簡単に弾いているように、弾ききりましたね、という感想です。私の持っているCDよりよかった(笑)いや、すごいです。日本人でこの曲をコンサート本番で弾いてくれる人がいたら聴き比べたいです。
休憩終わり、交響詩ドン・キホーテ。全然この曲はノーマークだったのですが、ソリストがチェロはゲストソリストのゴーティエ・カプソン、ビオラソロはN響ソロ主席の店村さんでした。テレビでもよくみますね。パーマの人です。
カプソン店村
チェロのカプソンはフランス人で、兄もバイオリニストでルノー・カプソンといいます。「カプソン兄弟」としてCDもよく出しているみたいです。実は彼のことはチェリストとして知らなかったのですが、まず、見た目がカッコいい(笑)。この写真より髪はもうちょっと長かったですが、こういうカッコいい顔つきの人だと長髪も変に見えないのだな、と違うところで感心しました。(逆に店村さんはなんかこぶ平がパーマかけているように見えてしかったなかったのですがwwwwww)チェロの演奏は、昨日も弾いているせいか、最初からよく弾いていたと思います。響きがいい。いいチェリストを知ることができ、これは今後日本公演があったら、聴きに行かねばなりませんね。ゴーティエ・カプソン。早速CDを買ってしまいそうな勢いです。

本日のプログラムはストラヴィンスキー、ショスタコーヴィッチとロシアものが多く、ロシアものと言えば、指揮者のデュトアの得意とするところなので、曲として?と感じるもなく、いい出来だったのではないでしょうか?
あと気になったのは、N響は定期会員が多いのでおばさまおじさま達が多いのですが、おばさまが多分鈴を財布かなんかに付けていて、静かな箇所で鈴がリンリンと・・・・。いつもかならずいるのですが、これやめて欲しいですね。あとコンマスが足で拍を刻む癖、これもやめてほしい。
今日の演奏は1/10にN響アワーで放映されるようなので、行かなかった方はぜひテレビでご鑑賞ください!!

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