【R+】大切なひとのためにできること -がんと闘った家族の物語-

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久々の本レビューです。レビュープラスさんに献本していただきました。

このレビューの話を頂いたときに、この作者さんはどういう本をだしている人なのか、軽くグーグルで検索をかけてみると、本はヒットしないが、やけに映画関連でヒットすると思っていたら、清宮さんは映画「おくりびと」の宣伝担当者ということです。ごくごく一般に会社勤めをしていた作者が、父親のがんをきっかけに向き合った家族の闘病の記録であり、父親を送った娘の記録ということになります。

私も母親をがんで亡くしているので、親をがんで無くした娘としては清宮さんと共通点が多いです。しかし、当時はインターネットもそれ程普及しておらず、また自分自身が学生だった為に、親の為に自分ができる限りのことをしたか、と言われても自信をもって後悔が無いとは言い切れません。

作者の清宮さんは、肺がんの治療薬としてのイレッサの使用、セカンドオピニオンを求めての治療法の模索、終末期医療として、在宅看護を選択する際の調査など、可能な限り調べて動いて手を尽くした感じがしました。急に家族の病気を言い渡された場合、ショックのあまり当人以外の家族も放心してしまうこともあるかと思いますが、家族の側から調べてサポートすることで、病気の家族の良い方に進むこともあると思います。家族として何をすればよいか、迷った時に、清宮さんの経験はお役に立てると思います。

自分を含め家族に対しても、病気なんて自分に限ってなるはずが無い、と思いがちですが、病気というのは青天の霹靂のごとく、突然なることも無きにしもあらずです。この本を読むことで、いつかあるかもしれない、家族の闘病を自分だったらどう迎えるか、どう対処するのか、今一度考える機会を与えてくれるのではないかと思いました。

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