旅行日時:2011年5月5日
アレキパのホテルはこれも市内の中心アルマス広場のすぐ横にあるLos Tambos。今回のペルー旅行で一番印象に残ったホテルだった。選んだきっかけはTripAdvisorの順位がアレキパのホテル73位中第1位で、100ドルもしなかったからである。チェーン店でも大型ホテルでもないこのホテルが何故こんなにレーティングが高いのか?
しかし泊まってみたらなるほど納得の満足度だった。とにかく、ホスピタリティあふれる、サービスの良さは素晴らしかった。
アルマス広場の横にあるホテルの入口は小さいけれど、家に帰ってきたような灯がともされている。
ロビー。ソファーと暖炉があり、お茶もおいてあるのでマテ茶を飲みながらくつろぐことができる。
私の泊まったホテルの部屋。スタイリッシュ。
水回りも清潔であたらしい。
朝食がまたすごかった。ここはバイキングではなくて、レストランに着いたらメニューを渡されてオーダーできる形式。5種類位の中からクレープを私は選択した。ジャムは自家製とのことだった。
これがクレープ。朝食ビュッフェに嫌気が差してきた頃であり、ちょっと変わった朝食で気分転換できた。甘すぎず味も良い。
このブレックファストを食べているときに、いきなり後ろからMs.○○(私の苗字)と話しかけられ、振り向いたら支配人だった。わざわざ朝食会場に挨拶に来てくれたのか!?!?そして、後ろ姿から私とわかったのか!?!?多分このホテルで唯一の日本人宿泊客だったかもしれないが、これにはびっくりした。そしてどういうわけで私が朝食を取っていたのを知ったのか、これも謎である。
また、この日アレキパの観光を終え、部屋で休んでいたら、部屋にまたこの支配人から電話がかかってきて、問題はないか、何か助けてあげることはないかとわざわざ電話をよこしてきたのも驚いた。これも私が部屋に戻ったタイミングを見計らっていたのだろうか?ちょうど次の日はコンドルツアーで2時に起きなければならない、と言ったらモーニングコールをかって出てくれた。
そして更に驚いたことに、コンドルツアーで2時に出発するから、このおいしい朝食を食べることができない、と残念ではあったが、コンドルツアーの前に持って行きなさい、と小さな袋に果物やチップスやジュースの軽食を持たせてくれた。これも感動。
更にコンドルツアーが終わって荷物をそれまで預かってくれたのだが、タクシーをよぼうとしたら、ホテルの車を回すから、バスターミナルまで送迎してくれると!お金渡さないとと思っていたら、お金はいいからね、と先に釘を刺されてしまった。
もちろん、立地がいいのもあるのだけど、それ以上にサービスに感動したホテルでした。小さいけれど、温かいいい気持ちのするホテル、アレキパならLos Tambosを絶対おすすめします。
Los Tambos
Puente Bolognesi 129, Arequipa, Peru
ホテルHP
Tripadvisor
Booking.com