ビザ編:一人旅独身女性が東京でイラン観光ビザを取るまで(大使館編)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0




ビザリファレンスナンバー(RN)を取得してから、東京の南麻布にあるイラン大使館に観光ビザを申請し、観光ビザを取得するまでの経緯を時系列的にまとめる。

ビザRN取得に関しては前述の記事「ビザ編:イランの旅行会社 Pars Tourist Agency(PTA)でビザリファレンスナンバーを取るまで」を参考のこと。

45日前(8/14)
「ビザRNが大使館に届いているかどうかは、旅行会社のメール取得後の3日後に電話してください」、というより1日早いのだが、会社が休みだったのでイラン大使館の領事部に電話をしてみた。日本人の男性職員がでて、それからイラン人の職員につながり番号照会をしたが、まだ届いていなかった。

44日前(8/15) 
再び電話。昨日と同じ日本人の男性が最初に出たが、係のイラン人は席をはずしているとのこと。自分も仕事が忙しかったので後日電話することにした。

ここで今申請しても、自分は8/21-26まで海外出張でパスポートを預けられない、かつ9月も9/5~13までも海外出張。二つの海外出張の間でないとリファレンスナンバーの有効期限も切れてしまうので、帰国後8/27に申請に行き、3日後受け取りの8/30にすることに照準を合わせる。 

43日前(8/16)
最近毎日イラン大使館に電話かけてるなw 午後に電話をしたら番号届いていますよ、とのこと。しかし、自分は翌週海外に行くため、申請は翌々週になってしまう事を伺ったら、大丈夫ですよ、と。また、ビザ申請に貼る写真はヒジャブなどスカーフを被らないといけないのか?という質問に対しては、別に普通の写真でいいですよ、とのことだった。なーんだ(笑)同じ質問をビザリファレンスナンバーを頼んだPTAに聞いていたのだが、そこの係員も普通の写真で大丈夫、と言っていたので、まぁ、大使館が言うんだから普通の写真で大丈夫なんだろう。

38日前-33日前(8/21-8/26)
北京に出張。8/16にRNが届いていいたが、実働2日でビザを取得するのは緊急発行以外無理だし、私も出張前で平日の午前中に申請に行くこともできず、申請業務はこの期間休憩。

30日前(8/29・水)
本当は週初めの月曜日か火曜日にビザ申請に行きたかったが午前中に会議が入っていたため申請に行けず、且つ、翌週にヨーロッパ出張を控えているので、ここがタイムリミットと思い、水曜日の朝にイラン大使館にビザ申請。

申請時間は9時~11時の2時間のみ。私は10時に大使館に到着した。大使館には前日カーシェアを借りていたので、車で向かった。車はイラン大使館近くのコインパーキングに車を停車させ、大使館に向かう。ちなみに大使館には来客用駐車場は無かった。
[googleMap name=”イラン大使館” width=”400″ height=”350″ directions_to=”false”]東京都港区南麻布3丁目13−9[/googleMap]

公共交通機関で行くと、地下鉄駅だと一番近いのは白銀高輪で駅から1キロ、徒歩10分ちょっとのようだ。大使館前の明治通りに都バスが走っており、バス停四ノ橋を使うのも手。そこからだと徒歩3分もかからないだろう。品川駅前-新宿駅を結ぶ品97と渋谷駅-新橋駅を結ぶ都06が四ノ橋のバス停に停車する。

イラン大使館はとても立派で新築の建物。こちらは正面。黒い看板の左のガラスの看板に「領事部←」と書いてあるので、ビザ申請をする領事部はここから左に向かう。
カメラロール-3159

領事部入口。自動ドアから入場。
カメラロール-3157

自動ドアを入ると撮影禁止の貼り紙あり。アクリル板を隔てた受付ブースが2つあり、右の方がビザを申請する窓口で日本語併記の張り紙が貼ってある。左の方はペルシャ語しか書いていないので観光ビザ以外の窓口のようだ。受付ブースの左側には証紙を売る自動販売機があるのだが、「申請書類を提出した後、指示をされたら買うように」、と注意書きがある。いきなり買いに行かないように。

右の受付ブースには日本語の話せるイラン人の男性職員がいて、声の感じからすると、彼が電話でビザの番号が到着しているか教えてくれた人らしかった。私の前に窓口に人がいたので1人待って、次が私だった。他には待っている人はいなかった。申請書類に関しては以下を揃えて提出した。

  • A4申請用紙。
     2枚を両面印刷して1枚にして提出。左上の枠内に写真(大体縦3cm x 横2.5cm)を貼る。
     申請用紙はここからダウンロードして両面印刷。
     大概は質問の通りに答えればいい基本情報だが、以下の質問について困った。
    • 23. Address and Telephone No. in Iran:
          イランでの住所と電話番号
    • 25. Name of individuals & organizations you intend to visit in Iran:
           イランにて訪問する人の名前と組織名
    • 27. Intended means of transport & name of travel agency:
           輸送機関・旅行会社の名前
    • 28. Means of support during your stay in Iran:
           イラン滞在中の身元保証先

     私はこれ全てに今回ビザRNを取得したPars Tourist Agencyの情報を書いた。
     (住所・電話番号等)
     旅行会社のPTAにもメールで事前に相談したら、PTAの情報を書いておくといい、ともアドバイスされた。

  • パスポート見開きのコピー1枚
  • 申請書に貼ったのとは別に写真1枚(縦4cm x 横3cm)
         →これがビザに印刷される顔写真になる

     イラン大使館のページには写真2枚と書いてあったので、2枚提出したら、1枚返された。
  • パスポート原本

提出時に電話で問い合わせていたイラン外務省からのRNの申請番号6桁を聞かれる。聞かれたらすぐ答えられるようにしておくといい。私は準備しておらず、あわててGmailをiPhoneで開いて、旅行会社からの返事をその場で検索した(汗)

加えて領事館受付係員から以下の質問

  1. イランには行ったことがあるか
      →ありません
  2. 何のためにイランにいきますか。何日出発ですか。
      →観光です。9/28日本出発の9/29イラン入国です。
  3. イランには知り合いはいますか?
      →今回はイランの旅行会社を使って旅行します。

3番目の質問が回答に少し困った。なぜなら、「イランに知り合いがいない」、と答えると、「それなら来るな」、と言われると聞いたことがあるからだ。私は旅行会社を使って訪問する、というところを強調した。まぁ、納得してくれたのか、それ以上聞かれることは無かった。

ここまで聞かれたら、「それではあちらで7000円の証紙買ってください」と自販機で証紙を買って、先ほどの窓口提出。証紙はピンク色の「証紙」と書いており、こちらは領収書。7000円は高いが、確実にビザを取るためには仕方が無い。
カメラロール-3162

そして9/4か9/5に大使館に来れますか?と係員に聞かれ、9/4と回答。9/5からまた海外出張だから危ないタイミングだった。受け取り日を決めたら領収書兼引取証を受け取る。
カメラロール-3161

申請から平日の実働4-5日後に受取ということらしい。申請日から1週間ぐらいの余裕を持っておいた方がよさそうだ。受領はホームページには10時~11時の間、と書いてあるが、係員は9時から取りに来てもいいと言っていたので、9/4は9時に再び大使館の領事部に行こうと考えている。

証紙を買い、引取紙をくれた、ということは、ビザ出してくれる、ということなんだろうか!?まだ確信ができない・・・・受け取り日の9/4まで待つことにしよう・・・・。

29日前(8/30・木)
会社で席をはずしている間に携帯にイラン大使館からの留守電あり。コールバックしてほしいとのメッセージ。「なに!?ビザの申請に問題でもあるのか!?」とドキドキしながら電話した。流暢なイラン人(多分昨日の受付の人?)が出た。

「ビザは申請書では2週間の希望だが、9日間でよいか?」の確認だった。
特に延長の予定もないので、はい、と答え、要件終了。

前日、大使館領事部に提出した申請用紙には旅程を書くところは無い。1か所、入国日と入国場所を書く場所はあったが、出国日は書く場所は無い。よって私は直接、日本のイラン大使館に旅程を説明はしていないが、彼は私が9日間滞在することを知っていた。旅程はイランの旅行会社PTAには依頼時に提出していて、多分それは旅行会社がイラン外務省にビザRNを申請するときに必要な提出書類なのだろう。そして、イラン外務省から在日イラン大使館に私の旅程表と一緒にビザRNが来ているのだと推測。

にしても「ビザ9日間にしてもいいか?」と聞いてくることは、ビザは出してくれると期待していいんですよね!?!?

24日前(9/4・火)
この日は都バスでイラン大使館に向かった。バスが少し遅れ、朝9時5分ぐらいにイラン大使館領事部に到着。申請時に書類を出した一番右側のブースに向かったら、申請時と同じイラン人職員がいた。待ち人はおらず。ちなみに私がイラン大使館に行く時はスカーフはしないで行った。

申請時にもらった領収書兼引取証を出しながら「ビザを引き取りに来ました」と話しかけた。職員はキャビネットから私のパスポートを出し、「お名前は?」と聞かれ、口頭で確認が取れたら、ビザの付いたパスポートを渡してよこし、確認して下さい、と。ほとんどペルシャ語で読めないのだが、自分のパスポート番号とビザ有効期限と期間を確認。所要時間5分ほど。

そして、ついにイラン観光ビザを東京で取得できた!!!顔写真入りのビザ。
カメラロール-3196

電話で問い合わせがあった通り、ビザの期間は旅行期間ぎりぎりの9日間しか許可されなかったが、延長しないのでこれはいい。ビザ発行からの有効期限は申請日の翌日から90日なので、イランに行きたい人はイラン入国日の3か月前には申請可能ということだ。

女性で且つ独身の一人旅の独力でのイラン観光ビザの取得はアライバルビザ以外、確実な情報が無く、自分も手探りの状態での調査から始まった。とにかく、東京のイラン大使館でビザを取れた、という情報が皆無だった。トルコのトラブゾンのイラン大使館で取れた情報はよくヒットしたが、ほとんどが長期旅行者からのもので、会社員の旅行では、わざわざトルコ経由で行く時間の余裕も無いのが現実だろう。

私は今回、日数こそかかるものの、イランの旅行会社に問い合わせ、ビザRNを取り、それを持って在日イラン大使館に申請、というプロセスでビザが取得できた*1。今後イランに行きたい旅行者も頑張ってほしい。

最後に今回ビザRNを取るに当たってお世話になったイラン・シーラーズの旅行会社を再度紹介しておく。レスポンスも早く、質問にも親切に対応してくれた。今後イラン国内線やホテルの予約もここで行いたいと考えている。

Pars Tourist Agency – イランビザ申請
http://en.key2persia.com/iran-tour-services/iran-visa/ 
(フォーム入力後のやりとりは全て英語になります*2)

*1:2012年9月4日現在、取得が可能です。将来の政情変化によっては、同じ方法をとっても、ビザの取得を保証するものではありませんのでご了承ください。
*2: 各自の英語での問い合わせ方法、翻訳に関してはお助けしかねますのでご了承ください。

Comments

応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へブログランキングならblogram
にほんブログ村 海外生活ブログ サンディエゴ情報へ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加