Day9:ライプツィヒ – バッハの後半生を追う(バッハ博物館、聖トマス教会)

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旅行日時:2012/12/30

ベルリンフィルの演奏の余韻を楽しみつつも、次なる目的であるライプツィヒに向かうべく、ベルリンを早朝に出発。朝7:54のICEに乗るために40分前にはホステルを出た。

普段なら、Alexanderplatz経由で中央駅まで15分ぐらいで行ける計算だったが、まず日曜日であるのが不運その1。普段は頻繁に来るUバーンが10分おきにしか来ず、Uバーンで10分のロス。更にSバーンも電車が行ったばかりで15分ぐらい待ち、35分もかかって中央駅にやっと着いた。

そして、ベルリン中央駅でICEのホームを探したが、ベルリン中央駅の迷宮っぷりが不運その2。下見をせず、初めて来たのもいけなかった。Sバーンのホームは2階で、ICEのホームが飛び番号でどこなのかまったくわからず、歩いている人に聞いても「わからない」と。大抵ここの駅に居る人は旅行者で、日曜日とあって、ローカルの人がほとんどいなかった、という不運3もあったかもしれない。最後、やっとICEのホームが地下の一番下だと気が付き、エレベーターで下ったが、ドイツ国鉄DBは几帳面らしい国民性の通りに定時発車していたようだ。無念の内に、撮ったこの写真は8:05。
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行ってしまったものはしょうがない。駅窓口にいって、自分のチケットを見せて、50分後のICEに代えてもらった。過ぎたことは忘れて、朝ごはんでも食べることにした。と、何となく駅の外を見ると、朝焼けがものすごくきれいだった。朝8時過ぎのベルリンの朝。
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ベルリン中央駅にはサンドイッチ屋が何軒もあって目移りしたが、売っている種類は似たり寄ったりだった。私は肉っぽいものよりは、やっぱり大好きなカプレーゼ入りのサンドにした。ホットチョコレートはむちゃくちゃ大きいカップで出てきた。
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今度乗り遅れるとシャレにならないので、10分前にホームに降り立つ。
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ICE入線。ICEはDBの新幹線みたいな乗り物。ライプツィヒまでは約1時間で着く。南米なんかバスで5-6時間もゆられて街に移動したのとは違って、欧州の移動はホント楽だな、としみじみした。特にドイツは公共交通を使った移動がかなり日本と近い感覚だと思った。
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2等車は自由席のようだ。ガラすき。ICEもヨーロッパの他国の列車と同様、半分は進行方向を向いていて、半分は反対側を向いている、半々座席なので、進行方向側の座席着席。ヨーロッパってフォーク型の線路並びのどんずまりターミナル駅構造なので、椅子を半分づつ別の向きにしないと、いちいち座席を変える手間があるだろう。改札口が無い代わりに検札は厳しい、ヨーロッパって割り切る所は割り切る合理的な部分は多いと思う。
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ライプツィヒまでのどかな車窓。
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そして、定時到着。乗り遅れによる50分遅れスケジュールではあるが、まぁ、順調。
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ライプツィヒ中央駅にはゲヴァントハウス交響楽団のロゴが!そう、私がライプツィヒに来たのはこれを聴きに来たのだ。
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ドイツ・オーストリアの駅はどこもきれいだ。ヨーロッパの中でも先行く感じがする。
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駅をでて、まず、荷物を置きに宿へいこう。旧市街の中に宿を取ったので、歩いて向かった。雪は真冬のはずなのに0。
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旧市街入口。建物がヨーロッパだわ(ありきたりなコメント)。DSC05767

旧市街の旧市庁舎。宿はこの近く。まだ10時過ぎでチェックインできる時間ではなかったので、荷物だけ置いてライプツィヒ観光をすることにした。ライプツィヒにはこの日1日のみの滞在で、翌朝はドレスデンに移動予定だったので、夜のゲヴァントハウス交響楽団の演奏会の前しか観光時間がないのだ。
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まず、ライプツィヒといえば、詩人・ゲーテの街である。
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ゲーテ様りりしい。
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そして、ライプツィヒといえば忘れてならないのが、聖トマス教会。
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そう、ここライプツィヒはクラシック音楽の父、バッハが後半生すごした街でもある。この聖トマス教会でバッハは「聖トマス教会附属学校カントル兼市音楽監督」として教会カンタータ演奏者、教会付属音楽学校の先生、ライプツィヒ市の行事の音楽監督の役割として勤務していたとのこと。しかし、お金には苦労していたようで、このバッハ像で左のポケットが外向いているのは、「ポケットには貧しくて小銭すらありません」というメッセージだったらしい。
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そして、正面から見ると、ジャケットの第2ボタンがわざと外れていて、これはここにいつも指揮棒を刺していた、バッハの指揮者としての証とのことだ。
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聖トマス教会は日曜日の朝とあって礼拝中だったので、聖トマス教会の目の前にあるバッハ博物館に先に行くことにした。
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バッハ博物館は写真撮影に厳しく、撮影可能なのは入口のこのバッハの胸像のみ。
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バッハ博物館、建物は小さいのに、いやいや、驚きの充実さ。施設があたらしく、インタラクティブな最新の体験博物館だった。今振り返っても、人物をたどる博物館としては充実度はかなり高い。バッハ博物館ではオーディオガイドがiPodを改造したものを使っており、日本語もあったので、じっくり解説を聴けたのも良かった。

展示は音楽一族だったバッハ一家の系図から始まり、音楽家としてどう歩んで、ここライプツィヒに移り住んだのか、そしてライプツィヒにに来てからの聖トマス教会と教会付属音楽学校の教師としてどう生活していたがが興味深く学ぶことができた。バッハは最後の20年近く、この教会で合唱の音楽監督しながら、オルガンもひいて、毎週日曜ミサのために毎週カンタータを作曲していたとか。毎週毎週カンタータを作り続ける、それは生業だろうが、3日で作曲して、数日調整して、前の日リハやって、次の日本番、という作曲活動はすごい。また、この博物館で充実してたのが音楽アーカイブ。iPadが何台も設置されており、その中にバッハ全曲がゼンハイザーのヘッドフォン付きで置かれていた。また、古楽器の音を抽出して音楽再生できる部屋などがあり、これは時間があったら、何時間でも聴いていていいなと思ったくらいだった。

じっくりとバッハ博物館を堪能して建物をでると、ちょうど聖トマス教会のミサが終わったようで、中に入ることができた。
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ここはステンドグラスがきれい。
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そして、バッハのステンドグラスも必見。
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聖堂の前方にはバッハの墓もあるので、音楽の父のお参りをしてきた。
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1にも2にもバッハに関することが多いライプツィヒ、クラシック音楽ファンには欠かせない土地だと思った。

さて、聖トマス教会の見学が終わって13時ころ、ランチにすることにした。フォロワーさんおすすめのAuerbachs Kellerに行くことにした。なんと、日本語のHPがあった
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アーケードの入口にその店はある。
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このファウストの像の裏の階段から降りて地下が店。
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店入口。
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何故ファウスト?この店は1525年創業の居酒屋風レストランで、文豪ゲーテや森鴎外が留学時代につるんでいた店らしく、それで有名のようだ。地下なのに、壁の装飾が美しい。
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まずはビール!ライプツィヒローカルのビールで乾杯!これでも小ジョッキなのよ。
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前菜はライプツィヒ名物と書いていたポテトスープ。ドイツって何でも芋だけあって、芋のスープはおいしい。野菜も入っていて満足。
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メインはこの店お勧めのイノシシのロースト。また芋と紫キャベツのザワークラウト付き。イノシシ柔らかい。ドイツはホントどこに行ってもザワークラウトだ。ビールを飲んでしまって、これまたツイッターで会話していた方からお勧めのマイセンの白ワインと一緒に。酸味の有るすっきりとした味で、これぞドイツの白ワインだなと。
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好きな音楽どっぷりの観光で、昼からビールやら、ワインやら。幸せだ。

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