Day2:ベルリンフィル定期演奏会とLate Nightコンサート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 91




旅行日:2013/12/21

T-MobileのSIMを手にしてからは夜のベルリンフィルまでの時間、少々ポツダムプラッツ探訪。ARKADENの前のこの目立つ塔の下は屋台になっている。
DSC07803

ランチを食べていなかったので軽く。ベルリンなのでカリーヴルストも考えたけど、シンプルなこちらのホットドックにした。ベルリンではソーセージは粗挽きか茹でた白いソーセージが選べる。
カメラロール-613

ソーセージ大きい、しかし、ジューシーで美味しい。ドイツと言えばやっぱりソーセージ!
カメラロール-614

ポツダムプラッツと言えばSバーンの駅前のこのチューブも健在。子供達楽しそう。
DSC07791

ベルリンフィルまでまだ時間があったので、1年前にベルリンに観光に来たときに行けなくて後悔していた壁博物館にUバーンに乗って行ってみる事にした。7月に出張で来たときはこの近くの宿だったので半年ぶり。中は撮影禁止なのだが、いかにベルリンの壁が作られ、そしていかに逃げたか、という展示が印象深かった。車のトランクの中に人が入ったり、鞄を改造して子供・女性が入って逃げるとか、穴を掘ったとか。それだけ、自由の無い東で生活するということは大変だったのだろう。たかだか20年ほど前の事なのだけど。今のベルリンは東西に分かれていた様子は薄くなって来ているが、そういう歴史があった事は忘れてはならないと思う。
DSC07793

壁博物館の見学を終えた後は再度ポツダムプラッツへ。中央に目立つビルはDB(ドイツ国鉄)の本社ビル。こういう建築を見ても、ああ、ベルリンは東京のようだな、と感じる。
DSC07794

欧州の冬は寒くて日が短いが、北国育ちの私にとっては寒さはそれほど苦痛でもない。代わりにこの季節はとにかくクリスマスイルミネーションが綺麗だ。DSC07798

昼に見かけたクリスマスツリーも夜の方が綺麗。DSC07800

ベルリンフィルの定期演奏会は20時からなので、ソニーセンターに移り腹ごしらえ。
DSC07809<

今回ドイツ滞在はこの1日のみなので、ドイツに来たらビールでしょ、ということでソニーセンターのリンデンブロイの醸造所(Lindenbraeu Weissbier)に行ってみることにした。
DSC07810

そしてここで醸造しているというヴァイスビア(白ビール)を注文。これはサイズ中の500mlだが、私が白ビールが好きなのもあるけれど美味しいのなんの!白ビールでも無濾過でまさに私の好み。これだったら1Lでも飲めたかも。後でおかわり350mlの小も頼んでしまった。
DSC07812<

そして食事は、そういや前にドイツに来たときにアイスヴァイン頼んでなかったな、と思って注文したら、巨大な肉のかたまりが!!!手と比べてみた。コラーゲンたっぷりだが、量多すぎて途中でギブアップ。左の豆のペーストが美味しかった。
DSC07815

そして腹ごしらえをしたところで、フィルハーモニーに移動。前回来たときは年末のジルベスターコンサートだったが、今回は定期演奏会を鑑賞。チケットは発売開始日の11月3日に売り出し開始時間にインターネットから自宅から購入した。DSC07817

この日の定期演奏会は最近よくベルリンフィルにお呼ばれしているアンドリス・ネルソンス指揮で以下のプログラム。

ヴァスクス 弦楽のためのカンタービレ 
エブラハムセン ソプラノと管弦楽のための『レット・ミー・テル・ユー』(初演)
ブラームス 交響曲第4番ホ短調

そして定期演奏会の後、22:30からはLate Nightというコンサートもあり1日で2本立ての日だった。Late Nightはこのシーズン第1回目とあり、そのタイミングにこれたのもラッキーだが、加えてLate Nightの指揮は常任指揮者のサイモン・ラトルというのもあり、2つの意味でラッキー。ピアノのラベック姉妹との演奏会とのこと。
カメラロール-631

コートをクロークに預け、開演前のロビーでのひと時を楽しむ。欧州の演奏会はこの演奏前の時間も売店が開いており、欧州人はワインやビールを一杯引っ掛けながリラックスしている。日本は大体、平日の演奏会は仕事を終わらせてギリギリにくるので、演奏会前なんて楽しむ時間はない。それと比較してなんと贅沢で、この余裕は見習いたいところ。
DSC07818<

今回の座席はこの席。指揮が見えていい感じ。DSC07819

演奏会の方は、前半は現代曲とあって、かなり解釈が難しかった。おかげで少しうとうと・・・。後半のブラームスの4番はこれぞさすがベルリンフィル。弦がとにかく美しい。そして管も鳴りまくり。特にホルンが印象的だった。ため息が出る演奏とはこういう事をいうのだろう。面白かったのは客席。何とサイモン・ラトルが客としていた(笑)私は見なかったが、樫本大新氏もいたらしい。ラトルはLate Nightの仕事があるので、早く会場入りして見ていたのかも。

そしてネルソンスのオーケストレーションもかなりよかった。ベルリンの聴衆も何度も拍手をし、カーテンコールも最後ネルソンスだけ出て来たくらいなので、ベルリンでもかなり評価は高いだろう。ベルリンフィルとは某日本人のS氏が客演で呼ばれたりはしているが、2度目のお声がかかるかどうかが勝負で、まだお呼ばれしていないということは、それまでの人、ということ。ネルソンスはまだ指揮者としては若い35歳ではあるが、ここ数年毎年のようにベルリンフィルには呼ばれているし、あの様子を見ると、ラトルの引退後、次はまだ年齢的に厳しいかもしれないが、次の次あたりは常任候補としていける指揮者だと私は思った。

そして定期演奏会後、Late Nightは自由席なので、1階のこの席に移動。結局ホールを出なくてもよかったので定期演奏会のチケットだけでLate Nightのチケットは買わなくてもよかったんじゃないか疑惑・・・でもまぁケチな事は言わないでおく。20分ほどセッティングを見学。
DSC07820

パーカッションが沢山出て来て、グランドピアノも2台目の前に。DSC07824

そして22:30、Sirサイモン・ラトル登場。プログラムは以下。
イゴール・ストラヴィンスキー
クラリネット・ソロとジャズ・アンサンブルのためのエボニー・コンチェルト 
Andreas Ottensamer(Clarinet)

オスバルド・ゴリホフ
2台のピアノと管弦楽のための《ナザレーノ》(ゴンサロ・グラウ編曲)
カティア・ラベック、マリエル・ラベック(ピアノ)

レナード・バーンスタイン
前奏曲、フーガとリフス
Andreas Ottensamer(Clarinet)

クラリネットのアンドレス・オッテンザマーは若干22歳でベルリンフィルのクラリネット首席奏者になったという天才肌。何と彼の父・兄はウィーンフィルのクラリネット首席奏者という、クラリネット天才一家の家族らしい。

Late Nightコンサートのバックのアンサンブルは金管楽器が多く、サクソフォンもあったのが普段のベルリンフィルとは異なるところ。そして衣装もタキシードではなくブラックシャツでカジュアルな反面、演奏は手を抜く事無くさすがである。2曲目からラベック姉妹も登場。衣装もカラフルでピアノものりのり。ラテンパーカションが多くあったが、ラトルはもともとパーカッショニストなのでこういう曲は自分自身の挑戦でもあり、楽しいのかもしれない。最後は相当盛り上がり、最後の最後、いきなりラトルが歩き出したかと思ったら、ティンパニのマレットを自ら持ち、どん、とたたいて曲終了(笑)憎い演出だった。とても楽しい1時間の演奏会。終わったら23:30過ぎだった。

飛んで来たばかりのベルリンで初日から充実の演奏会。まだヨーロッパ初日のはずなのに、初日から飛ばしたかもしれないが、やはり楽しいな、ヨーロッパ。

Comments

応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へブログランキングならblogram
にほんブログ村 海外生活ブログ サンディエゴ情報へ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加