2月ハルピン改めオマーン→雪で中止のいきさつ【後編】

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実際旅の計画を立てて、実行に移す2/8(土)はご存じのとおり、東京地方は大雪で朝から雪が降っていた。しかし、オーケストラの練習は予定通り行うということで、練習に行くことにした。

しかし、当初の予定と変えたところは、雪を考え、一旦家に帰ることはせずに、練習後直接成田空港に行くことにした。以下時系列的に雪の日の流れを書くことにする。

16:45
オーケストラの練習終了。オフィスにチェロを置きに行く。

17:40
楽器は会社のオフィスの倉庫に入れ、オフィス駅から日暮里駅に出発。朝から成田エクスプレスは運休、しかし京急は動いているとの情報。実際スカイライナーは動いていた。本来ならばオフィスからは成田エクスプレスで1本なのだが、運休なので山手線で日暮里駅に向かった。

山手線移動時に乗るはずのカタール航空の様子を成田空港のホームページの発着案内をiPhoneで調べた。カタール航空は1時間遅れではあったが、18時少し前に成田に着陸していたのをここで確認。欠航が相次いだ羽田とは対照に、成田はあの雪でも離発着できていたらしい。空港にさえいければ出発はするだろう、という望みはあったが、空港に着けるかどうかの心配の方が増してきた。

18:10
日暮里駅到着。着くと電光掲示板は消えている。改札の駅員に聞くと「いつどの電車がくるかわかりません」とのこと。スカイライナーも運転停止。スカイアクセス線の成田湯川でポイント故障とのこと。

スカイライナーが運休ということで、京成本線の快速特急で成田空港に行くことを試みる。京成線の方のエスカレーターを上ると降口には既にたくさんの人で、ホームがスーツケースを持った人と沿線住民と入り混じってごった返していた。ほどなくして、エスカレーターから降りる人の逃げ場がなくなるくらいで、ホームから人が落ちそうになっているのに、京成日暮里駅のエスカレーターを止めないものだから、エスカレーターで将棋倒しになりそうになる場面も見られた。危険を察知して駅はエスカレーターを止めればよかったのに。

そして、電光掲示も消え、放送でのみ、次に何の列車が来るのかの案内になっていた。もちろん、成田に行く外国人は全く意味が分かっていないようだった。京成日暮里は成田のターミナル駅なのだから、英語のアナウンスもあるべきだと思うが、、千葉の一地方都市線の京成では英語アナウンスができるほどの人は常駐していないということなのだろう。外国人が混乱しているようだったので、私のできる範囲で「次はローカルで空港には行かない」などといったように英語で通訳してあげていた。

18:30
成田空港に行く快速特急が来たので乗車。電車は満席。

18:40
青砥到着。ここで「東中山で信号トラブル。確認取れたら運転再開する」ということで停止。ホームにはいて、ドア解放していたが、電車缶詰状態。私は先頭車両にいたので、運転室の無線の詳細はわからないにしても、ピーゴロゴロといって何やら活発に話をしている雰囲気はうかがえた。しかし「信号トラブルがまだ復旧しません。回復し次第の発車」というだけで、具体的にどうなのか、の案内はなく、乗客一同、途方に暮れていた。

19:00
ツイッターでこの状況を呟いていたら、友達が「とりあえずカタール航空にこの状況を知らせて、No Showは避けたほうがいい」とのアドバイスをもらう。カタール航空の予約センターは土日は営業しておらず、成田空港の航空会社連絡先にもその役に立たない予約センターの番号しか書いていないのだが、親切にも友達が成田空港と関空につながるカタール航空の電話番号を調べてくれたので、電話をしてみる。成田のカタール航空はすぐ自動音声につながり「運航業務中、もしくは営業時間外なので平日に予約センターにご連絡を」という放送になってしまったが、関空の方は呼び出し音がなり、奇跡的に人が応答した。関空の事務所ではあるが、こちらの状況を伝える。関空のカタールの人は、成田の事務所に連絡は入れておきます、ということで一応こちらの電話番号も聞かれたので伝えた。

19:40
青砥で1時間停止のあと隣の京成高砂まで運転することになった。これで動いてくれ、という祈りもむなしく、再び運転停止。京成高砂で立っていた前の席の人が降りたので、私はそこに座る。

そしてここからが我慢戦。待てど暮らせど、電車は動く気配がない。雪はどんどん激しく降る。東中山のポイントは全くなおる気配がなく、京成高砂ならスカイアクセス線の分岐点なので、そちらの路線の状況も伺ったが、向こうもだめ。JRもだめ、リムジンバスもダメ、万事休す。

待っていながらiPhoneで成田の出発状況をチェックしていた。普段、カタール航空は22:30定刻でありながら、22:10に早発するものだが、22時を過ぎてもずっと搭乗案内中のままだった。しかし欠航にはなっていない。電車が少しでも動けば、遅れ程度で乗れたかもしれないが、京成は全く動いてくれなかった。そのうち、向かいホームに停車していた車庫に入るだけの車両のドアも解放され、満員状態だった客がばらけて待機することになった。京成の放送で「あと最低でも復旧に3時間以上要する」とのことで、この時点でほかのお客さん達もコンビニに買い物に行ったりするようになった。外国人は変なテンションで騒ぎ出すし(ホント迷惑)、もう動かない。

22:30 
待っている間、友達に教えてもらった成田のカタール航空の番号に何度も何度も電話をしたが、全くつながらない。これは何のための電話番号なんだろうか?という感じはする。そしてこっちから伝えた携帯番号にも航空会社からコールバックしてくれることもなかった。成田の出発案内はとても重く、ネットでは確認できない状況も多々あり、結局カタール航空が出発したのかどうかはわからない状態が続いた。

カタール航空が定刻通り飛ばなくて、遅れた時に起こりうること、欠航して翌日に飛ぶこと、2つのことを頭でシミュレートした。まず、3-4時間遅れて飛ぶと、この時点でアブダビに行く時間が無くなり、アブダビ→マスカットで飛ぶ飛行機に間に合わないことになる。加えて、欠航して翌日に飛ぶ案は、まずカタール航空は1日1便なので、振替られたとしても、他社便はなくて、翌日の便、となると同じ時間に着いたところで、もともと現地1泊2日の計画だったので、0泊1日はあり得ない。休みも水曜日に取ることは不可、ということで、翌日行くのはもうありえない選択肢だった。電車も動かない、ということで、この日飛ぶのはあきらめた。そして翌日に行くのもありえない、となると旅行を中止するしか選択肢はないと判断した。

判断したら、キャンセルできるものはすぐにすべき。京成の電車の中から、現地LCCをキャンセルし、expedia.comからレンタカーをキャンセルし、オマーンのレンタカーに至っては、丸二日かなり運転することにしていた為、full-coverageの保険を付けており、その保険だけは、expedia.comのカスタマーセンターに電話でキャンセルを告げなければならないというルールになっていたので、アメリカのexpedia.comまでわざわざ電話を掛けた。しかし、iphoneでskype-outのプリペイドが残っていたので、それを使ったら30分の通話が11セントぐらいで済んだので助かった。いざという時の国際電話にskype-outはかなり使える。ホテルもキャンセルしたが、booking.comのキャンセルは3日前からキャンセル料100%でダメ元だが、ホテルのEmailをホームページから発見し、一応事情を英語で書いて温情措置で返金してくれないか、交渉のメールは送った。

23:00
23時になってもカタール航空に電話は通じない。最後までトライしたが、23時までつながる電話は結局1度もつながらなかった。もう、ここからあきらめて家に帰ることに頭を切り変えた。ホームに出て改札から出ることを告げたが、京成はこんな日でも日暮里から京成高砂までの運賃を請求してきて、清算した。あの時は、頭がもう疲れていたが、運航停止でもちゃっかり運賃は取るらしい。そういうものか?

改札をでてから、いい加減この日は朝から何も食べていなかったので何か食べたく、駅のファミマに入ったら、惣菜・お弁当は全部売り切れ。あたたかいもの、と思ったら暖かいドリンクは全部温め中。唯一食べれるものはファミチキぐらいしか売っていなかった。1つ買って食べたが、とてもおいしく感じた。

噂や乗換案内、twitterでは総武線が止まりながらも動いている、ということだった。京成高砂から一番近いJRの駅は小岩。歩くと30分。京成小岩のタクシー乗り場は1階で駅は2階だが、タクシー乗り場の行列は2階に上り、なんと駅の改札口あたりまで長くなっていた。これでは待ったところで1時間コースとみて、小岩まで歩くことにした。

タクシー乗り場は北口だが、小岩方面は南口。雪が思って以上に深く、風もまだまだ強かった。そして、この日は引くタイプのゴロゴロラゲージを持っていたが、これは雪があると雪かきのようになってしまって、まったく引いて歩くことができず、取っ手で持つしかなかった。小岩の駅は歩くと30分くらいかかる、とGoogle mapで出たが、それは一番近道のbest effortの行き方で30分であって、実際その地図の通りに行くと、民家の間の車1台ぐらいしか通れない道ばかりで、雪は深いし、これはダメだ、とあきらめ、途中までは行ったが、また京成高砂の方に戻ることにした。また、近くにホテルはないかと探したが、京成高砂は思った以上にド田舎でホテルのようなものは見当たらなかったし、楽天トラベルでも引っかからなかった。

23:15
京成高砂に戻るとタクシーは相変わらず長い列で、車両の方からはうっすら「本日この電車はここで運休です!」と聞こえた。ちょうど踏切の真ん中で撮った写真がこれだが、線路も完全に雪に埋まっていた。
カメラロール-1214

タクシー競争的には多少早く車両から出てよかったということか。しかし駅のタクシー乗り場は相変わらず長い列で並んだら何時になるかわからなかった。これはまともに並んでもダメだな、と思い、京成高砂から青砥に伸びる幹線道路を歩くことにした。

23:35
幹線道路を歩いて中川の手前まできたら、ちょうど右側からタクシーがきた。これまで回送が多かったが赤く光る空車のマーク。手をあげたら止まってくれた。あまりに風が強すぎて、タクシーのドアが自動で閉まらないぐらいだった。行先はJRの小岩に行くか、家に帰るか迷っていたが、小岩に行ったところで、この時間だともう運転停止になりそうだったし、近くのホテルに行っても1泊1万円は下らないだろう、と思っていたので、タクシー代と変わらないのならもう家に帰った方がいいかな、と思い、自宅に帰ることにした。

タクシーの運転手さんによると、もう今日はどこもタクシー待ちがすごいけど、タクシー自体が嵐で少ない(雪道走れない)ので、駅のタクシー待ちは来ないタクシーをひたすら待っているのがほとんどだという事だった。上野あたりだと何百人と待っているとか。まだ京成高砂の列でも田舎駅だからあれくらいでまだましだったようだ。そして15分ぐらい歩いてタクシーを捕まえられたのはある意味ラッキーだった。

私の自宅は山手線の西側なので、山手線の北東にある高砂からはほぼ東京縦断状態だった。道は雪道の凸凹でかなりの減速運転。高速道路なら早いんですけどね、と運転手さんはいうが、高砂最寄の高速入口は閉鎖されていた。そこで思い出したのが、自分も運転するときに入れていた高速情報アプリ。これをみるとどこが通行止めか一目瞭然なので、自分でも見てみると、首都高なら通行止めにはなってないことが分かったので、運転手さんに伝えてチャレンジしてみることにした。またGoogle Mapの交通情報をアクティベートして渋滞情報をチェックしながら混んでいない道を伝えたりして、うまく渋滞回避して首都高に入ることができた。
カメラロール-1216

首都高に入ってからもGoogle渋滞情報を見ながら経由を決めたり。もう共同作業(笑)運転手さんは年配の人なので、スマホで情報がわかるのがすごいね、と言っていた。首都高はガラスキで、銀座経由で順調に東京横断できた。

24:30
三軒茶屋の出口付近は渋滞表示がでていたので、渋谷出口で首都高を降りようとしたら、出口手前で大渋滞。全然動かない。
カメラロール-1217

Twitterの情報などをかき集めると、用賀出口で事故のようだった。もうこんな時に!!結局30分以上、1ミリも動かなく、ここで待ちぼうけ。タクシー料金が気になったが、高速料金は距離計算のみで、時間計算はカウントされないんだ、とタクシー運転手さんに言われ、「お客さん、安心していいですよ、ガムでもどうですか?」と気軽に待つことにした。もう家にさえ帰れればいいよ。。。

25:15
やっと首都高の渋滞が動き始めた。なんと45分も事故のせいで止まっていたのか。渋谷出口から自宅へタクシーを走らせる。

25:45
2時前にしてやっと自宅帰宅。長かった!!!!

キャンセル処理は京成の電車の中で行ったが、最大の金額であるカタール航空の航空券については、できなかったので翌日以降に交渉持越し。寝る。

2/9(日)
この日もカタール航空の予約センターは定休日で電話をかけても録音音声になるので、まずは成田の電話番号にかけたが、営業開始の14:30を過ぎても誰も出る気配がない。また関空にかけてみたら、何度か電話をしたら人がでた。しかし、地上勤務では対応できないので、結局予約センターにかけてみてほしい、という事だった。

また、カタールの本社のカスタマーセンターにも電話をした。またskype outで電話したので、国際電話代の心配はほぼない。事情を話してたら保留されて後ろでなにやら協議していたようだが、結論はやっぱり、東京のローカル事情は東京で対処するから、カタールのカスタマーセンターでもどうにもできない、ということで、東京の予約センターと同じ番号しか教えてもらえなかった。

せっかく休みになったが、結局この電話対応で気持ちが疲れてどこにも外出する気力がなかった。ブログの更新が止まっていたのも同じ理由。あとはオマーンのニズワのホテルからも返事がなくPush。

2/10(月)
元々4連休予定だったのでこの日も会社は休みを取っていた。いよいよ東京のカタール航空予約センターに目覚めた後に電話。カタール航空の言い分は

  • まず、プロモーション料金なのでそもそもは返金の対象ではない
  • 結局最終的には飛行機は遅延しても飛んだので、返金の対象にはならない
  • 予約の変更は1週間以内の出発であれば無料。それ以外はできない

とのことだった。変更でもいいかなとは思ったが、1週間以内に有休をとれる余裕はなく、半年先に変更してくれればいいのだが、それはダメだと言われた。また返金については、飛行機は飛んだと言っても、そこに到着する鉄道・バスすべての公共交通機関がすべて止まった状態で、努めて3時間以上早く着こうとしても無理だったのは不可抗力だった、というのを強く押した。しかし、なかなか納得しないようで、カタール航空としてはいったん持ち帰りで、カタール本社に稟議をかける、という事だった。ここまでが午前中の電話での内容。

昼過ぎ、知らない番号から電話がかかって来たと思ったらカタール航空だった。何かと思ったら、担当者が違うだけで午前中の電話の繰り返し。進捗は無し。

そして今日は2/14だが、まだカタール航空からの電話返信はなし。また来週こちらからかけてみるか・・・・。インターネットで調べると、エジプトのテロの時もカタールは結構返金を渋ったらしく、2週間かかった、という人のblogを見つけたので長期戦になりそう。

■キャンセル料金棚卸
航空券

  • カタール航空航空券 JPY54,140→返金交渉中
  • アブダビ→マスカットLCC(Air India Express) AED275.36(JPY7,750)→返金AED140(JPY4,000)
  • マスカット→ドバイLCC(flydubai)OMR20.00(JPY5,384)→バウチャー返金OMR5.52(JPY1,467)

レンタカー 

  • ドバイ空港→アブダビ空港AED155.61(4,382円)→返金全額
  • マスカット空港1泊2日料金OMR20.5(5,454円)+フルカバリッジの保険$22(2,250円)→返金全額

ホテル

  • Jibreen Hotel@booking.com OMR27.00(JPY7,181)→返金0

レンタカーは直前キャンセルだったのに全額返金できたのは素晴らしかった。Expedia.comでのレンタカー予約はおすすめできる。あとはカタール航空!!!早く返事が欲しい。

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