旅行日:2014/5/1
メーデーの後はタクシーを捕まえ、ハバナの旧市街の観光に出かけた。旧市街は海に面しており、海沿いの道にはこんなようなクラシックカーがたくさん停まっている。
これ、観光用のクラシックオープンカーで、お金払うと乗っけてドライブしてくれるらしい。値段いくらかは聞かなかったけれども。
ハバナ旧市街には4つの要塞があって、要塞、旧市街含めて世界遺産である。その昔、海賊がハバナに攻め込んできたため、要塞をせっせと作ったとのことだ。
旧市街の建物はスペイン統治時代の歴史的な建物が見もの。ん?何やら人が集まっている。
チュロスを打っていた。0.5CUCは50円ほど。1本買ってみたけど甘くておいしい。
暑いので、カフェ休憩。テラスで太陽光が上から入るカフェでいい感じ。
ランチをどこかいいところで食べようと、floriditaに行ってみることにした。11時40分ごろに行ってみたら開いておらず、先ほどのカフェで時間をつぶしていたわけだ。12時ちょうどから営業開始のようだ。
店を入るとヘミングウェイ。ヘミングウェイが通った店ということで有名。
バーカウンターの奥にいるのがヘミングウェイ。店はキャパも多いが、来るお客さんも多くて、ランチ開始早々に入店してよかった。
そしてFloriditaで有名なのはこのフローズンダイキリ。ヘミングウェイはラムの量をダブルにして1度に10杯以上も飲んだそうだ。
料理はどれもおいしく、ここに限って言えば物資に恵まれた国とは何ら変わりはない。シーフードが特においしかった。
お酒の飲める二人で昼からシャルドネを1本開けた。アルゼンチンの白。休みは昼からお酒が飲めて最高だ~。
店の入口近くではライブもやっており、いい雰囲気で、料理もおいしくいい店だった。
再び旧市街散策へ。CD屋さんによって、キューバジャズのCDを2枚購入した。封を開けて視聴させてくれるのが良かった。
チェ・ゲバラTシャツもとりあえず1枚買っといた。私が買ったのは左側。
旧市街でピンクで目立つのはHotel Ambos Mundos。
こちらもヘミングウェイが愛したホテルとのことで看板があった。
そしてここではピニャコラーダ。そしてこのピニャコラーダが事件を引き起こした・・・・・。
友達の一人はアルコールを飲むとアレルギー反応が起こってしまうので、いつも飲み物はノンアルコールを頼んでいたのだが、ここでアルコール抜きのピニャコラーダができるといったので、それを友達が飲んだところ、彼女は顔が真っ赤になってしまい、呼吸が苦しくなってしまった。「アルコール無しでと言ったのに何事!?絶対アルコール入っていたでしょ、これ。まずは水、水!」と水を頼んで、アルコールが絶対入っていた、というクレームをしたが、ホテルはアルコールは入れていないの一点張り。絶対嘘に決まってる・・・・。
外はさっきまで天気が良かったのに大雨。雨宿りしながら、友達の体調が回復するのを待つ。
幸い友達は15分位経ったら体調は落ち着いてきて、さて、帰ろうか、とレシートを見ると、先ほどのアルコールの中和をするのに頼んだ水までしっかりチャージされている。「ちょっとちょっと、アルコール入れた飲み物を出したのはあなたでしょ!?!なんで水代払わなければいけないの?」とウェイターにクレームを入れるが、ウェイターは頑として「アルコールも入れてないし、水代も含めてお金を払って」、と引かない。こっちも納得がいかないので、払いたくない。そしたらホテルのウェイターがそばにいた警察を呼んできて、警察に我々は連れて行かれることに。なんでよ!?
旧市街の中を10分ぐらいは歩いただろうか。警察署に到着した。この要塞が警察なのだ。
歴史的建造物が警察署ね~、とのんきな気持ちでいられるはずもなく、とりあえず待たされる。
そして調書を取る部屋に3人入る。調書の部屋にもチェ・ゲバラの絵とカストロの写真があった。容疑をかけられた友達が調書を取られてる間、我々二人は後ろで待ち。そして後から呼ばれて3人テーブルの前に座る。そしてしばらくしたら、もう帰っていいよ、と。ん?お金は払わなくていいんだな?しかも、調書を取る警察官が「日本と言えばアニメだね~、俺○×のアニメ好きなんだ」とアニメについて熱く語り始めて、私たちは釈放された。日本のマンガが世界で人気があって助かったのか?我々が警察署を出るときに、私たちを警察に突き出したホテルのウェイターが代わりに建物に入っていった。結論はどうなったのか知らないが、我々はとりあえず釈放。
ご飯も食べたし翌朝は早いので、ぷらぷらと歩きながら宿まで帰ることにした。聖クリストバル教会。
ハバナの建物は歴史的なんだけどカラフルで街歩きが楽しかった。
郵便局に立ち寄り、使用済み古切手を台紙に張って売っているのを買う。
前の日に観光していた友達おすすめのチョコレート博物館―El Museo del chocolateに行くことにした。正面緑の建物。
博物館、と名前はついているものの、カフェとチョコレート販売がメインのお店。店内ではチョコレートの製作工程が見れる。
そして1CUCでショコラーテ・フーリオ。冷たいショコラーテ濃厚でおいしい!
再び外歩き。パステルカラー建物続き。奥から黄緑、黄色、ピンク、紫、水色。
クラシックカーが停まってるのと相まって、ノスタルジー感じる風景。
Boysがサッカー遊び。物資は不足していても、ボールがあれば遊べてしまうサッカーは格好の遊びネタなんだろうな。
時々チーノチーノと呼ばれて、「チーノじゃないよ」と言い返したりもしたが、基本的にあんまり危なさも感じなかったし、楽しい街歩きだった。ベランダの人たちも陽気な人が多く、手を振ってくれたり、投げキッスをもらったり(笑)