Day3:トビリシ・シオニ大聖堂の日曜ミサ、クタイシへ

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旅行日:2014/10/5

バクーからのバスで仲良くなったアメリカ人Mとアゼルバイジャンの出国やグルジアの入国を一緒に過ごしていた。ちょうど英語で話す相手がいて、いい時間つぶしになった。アゼルバイジャンの出国は無愛想だったが、グルジアの入国は”Welcome Georgia!”といい感じの審査官だった。いい国なのかもしれない。国境でアゼルバイジャンマナトをグルジアラリに換金し、いくばかりの現金も得た。

グルジア国境を通過したのはアゼルバイジャン時間の6時、グルジアは1時間時間が遅いので朝の5時。国境からバスターミナルまでは1時間弱。結局グルジア時間の朝6時ぐらいにバスターミナルに着いてしまった。夜行列車はバクーを20:40に出たらトビリシには11:40じゃないと着かないので、バスの方が断然速いということだ。朝の6時に着いてもやる事が無いのでアメリカ人Mが泊まる予定というホステルに一緒にいて少し時間をつぶす事にした。バスターミナルからタクシーで15ラリ(約900円、1ラリ=60円)

Mが泊まるというEnvoy Hostelは旧市街の丘の上にあるホステルだった。早朝は道が凍っていてスニーカーでは滑りそうでかなり怖かった。入ってみるとキッチンが広くてここで充電さてもらった。Mはコーヒーに凝っているようで、自分で持ち歩いているコーヒープレスと粉で私にコーヒーを入れてくれた。
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ハンガーを使ったランプシェードなど、奇抜なアートが散りばめられたホステルだった。ホステルってこういう共有部分が充実してて好き。このホステル良さそうだからまたトビリシに戻って来たときに泊まる候補にしよう。旅友達からつながっていい宿に巡り会えたのもよかった。
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ところで、トビリシに着く前、ちょうどコーカサス一帯を旅行しているオーケストラ仲間のR君と連絡を取ってみたところ、ちょうど同じ日にトビリシにいる事が判明した。普段東京でも滅多にあう機会がないのに、トビリシでばったりあうというのはとても珍しく面白い展開だった。R君がシオニ大聖堂の日曜礼拝にいくとの事なので、私もジョインする事にした。朝8時に教会の前に待ち合わせる事に。

2時間ほどEnvoy Hostelにはお世話になり、Mとも連絡先を交換してお別れ。Hostelはこの坂の中腹。朝8時頃には氷は溶けていたので転げ落ちる事は無くてよかった。
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バクーからトビリシに来て、とにかく街は素敵に見えた。旧市街を流れるムトゥクヴァリ川と川沿いの丘に立つメテヒ教会の姿や、
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旧市街の坂と坂の上のある城壁と教会など、バクーの人工的な旧市街と比べると歴史が詰まった街というのがとても趣き深いと思った。
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ホステルから歩いて10分弱でシオニ大聖堂。
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そして教会の前でめでたくR君とも合流。何故かこの犬がずっと着いて来たw バクーは猫の街だったけど、トビリシは犬の街のようだ。
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川にかかる奇抜な形の橋はThe bridge of Peace “平和の橋”と言うらしい。
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まだミサの時間まで時間があったので橋まで来てみた。現代アートの要素を含んだ橋、って感じ。
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さて、ミサへ。グルジア正教の教会なので女性はスカーフ必須。きちんと持って来ておいてよかった。
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入口天井のフラスコ画が綺麗。
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正教の教会はこれまで旧ユーゴスラビアやロシアで見て来たけれども、ここグルジアの教会も中には席が無くて、ミサは立って行う。我々が入ると信者さんから「あなた達異教徒だから出て行きなさい」といわれたり、神父さんからも何やら言われたのだが、同行者のR君はロシア語ができ、ロシア語で「我々は信者です」と言ったら何も言わなくなった、と。R君すごい!

正教のミサの特徴は歌とお香。聖書の文の読み上げを歌のように唱えるのが特徴的だった。また間に入る賛美歌も全てアカペラ。カトリックのようにオルガンを使ったりはしないのだ。また、神父達が前の方でお香の入った鎖の付いた入れ物をぶんぶん前後に振りかざして、しゃりん、しゃりん、と鎖とお香の入った入れ物が擦れる音がする。そしてお香の香りとお香の煙が教会中に行き渡るのだ。だから私のグルジア正教のミサの印象は今でもお香で少しモクモクした教会の内部と歌のように流れるように唱えられる聖文だ。ミサには1時間ぐらいもいただろうか、とても貴重な体験が出来たのはひとえにR君のおかげである。

ミサを終え、しばしトビリシの街を散策。この吊り下がっているのは「チュルチヘラ」というグルジアのお菓子。赤っぽい色はベリーの色で食べてみるとちょうどゆべしに似ている。美味しいのでお勧め。
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トビリシの新市街の方に歩いてみる。石畳と街路樹がいい雰囲気。
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ちなみにグルジア語は字が全く読めない。そしてロシア語を排除しているのが特徴的だ。グルジアは旧ソ連から独立する際に民族回帰を行い、それまでロシア語に支配されていた文字を自国語に復活させたようだ。ある意味アゼルバイジャンもその気配はあったが、この点、その後行くアルメニアとは対照的である。
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旧市街からひたすら坂を上ると新市街の自由広場に出る。奥の建物はコートヤードマリオット。R君はここに泊まっているということで、ここでお別れした。
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同じ広場に面して立てられているのは市庁舎。ピンクのストライプがかわいらしい。
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1階には高級ブランド店が入っていたりとおしゃれな街の一角だ。
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ちょうどお昼でお腹が空いたので、自由広場に面した、コートヤードマリオットの反対側にあるカフェに入ってみる事にした。
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グルジア語のメニューが出て来たらどうしようとおもったら、日本のような写真入りメニューが出て来てよかった!
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ハチャブリメニューも充実している。絶対食べるぞ!
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民族風の衣装の店員さんで店内も広い。ちゃっかりここでも充電させてもらったw
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さてまずはオーソドックスなハチャブリ(アチャルリ)、7ラリ(420円)。これはモチっとしたパンの舟の上にフレッシュチーズが載せられ、卵黄をぼとりと落とし、バターを載せたもの。スモールだけどこんなに大きい。ワインも安くて1〜2ラリ(60-120円)。安いので2杯ほど頂いた。ワインの安い国ってなんていいいんだ。
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ハチャブリはバターと卵黄とチーズをぐにゅっと混ぜて、パンの舟をちぎって付けて食べるとこれがまた美味しい!!パンがとにかくモチモチしてて、たまらん。
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そしてグルジアと言えばヒンカリ!小籠包のお化けのような食べ物。こちらは1つ0.6ラリ(36円)。ここはレストラン価格でハチャブリとかは高いけど、ヒンカリは安いな。中身にいろんな種類があるので3つほど頼んでみた。
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手と比べると大きさがよくわかると思う。手のひら大。
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上の部分をこうやってつまんで下の部分にかぶりつくのだ。いろんなフレーバーがあれど、パクチーがひき肉に練り込まれたヒンカリが特に美味しかった。
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手に持つ部分は食べないで残すものらしい。実際この手持ちの部分は皮が厚くてよく火が通ってなかったりするので残すのが無難。
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レストランで満足のいく食事が出来て幸せ。食後のおやつにレストランの前にいたおばちゃんからチュルチヘラを買った。
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さて、この日はトビリシに滞在しないでクタイシに移動予定。クタイシに行くマルシュルートカはメトロのDidubeディドゥベ駅近くにあるとのことで、自由広場の近くのLiverty Square駅から北方面にメトロに乗る事にした。
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トビリシメトロもカードを購入。カードは2ラリでメトロ1回は0.5ラリ。お金を少しチャージしておいた。メトロの地下に降りるエスカレーターはバクーよりも速くさすが旧ソ連の地下鉄。
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グルジア語の案内だけだったらどうしようかと思ったが、トビリシのメトロはきちんと英語表記されてて親切。ここでも完全にロシア語は排除なんだな、と思った。
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ロシアの地下鉄と同じデザインだけどカラーはトビリシ仕様。
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さて、Didobe駅に着いたのは1時半頃。市場の方に出たらクタイシ行きのマルシュルートカを見つけた。
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元締めのおじさん曰く、トビリシからクタイシまでは10ラリ(600円)とのこと。人がまだ集まらないから適当に暇つぶす。
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パン屋さん。グルジアはパンがほんと美味しそう。
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バナナ売りのおばさん。
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パクチー売りのおじさん。グルジアはパクチー多用のようでうれしい。
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マルシュルートカは15人のり。結局1時半に来て、満席になったのは2時。30分で集まったならよい方だと思う。ではクタイシに向けて出発。
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さっきおばちゃんから買ったチュルチヘラをおやつに。うん、食べるとこれはゆべしだw ナッツが所々に入っていて、チューイーな食感が何ともうまい。
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クタイシに向けての車窓。とにかく高速道路を飛ばすので速いが少し怖いくらい。
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途中、道端でパンを売っている人が沢山いた。自分で運転するなら是非買いたかった。
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ここにもパン屋。DSC01023

69ラリですよ、というアピール?
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こちらは79ラリらしい。このパン、ハチャブリなのかな?食べてみたかった。
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途中大雨になったりもしたけれど、クタイシのあたりでは晴れてよかった。
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トビリシを2時に出発してクタイシの南のマルシュルートカ降り場の目印・マクドナルドに着いたのは5時半。3時間半で着いた事になる。疲れたのでしばしこのマクドナルドで休憩。Wifiが無料でよい休憩場所になった。
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さて、実は今回の旅行、初日のバクーの宿以外は全く宿を予約しておらず、この日のクタイシの宿も予約無し。マクドナルドで休憩しながらどこに行こうかを考えていた。このマクドナルドからすぐ近くにもホステルはありそうだったが、気になっていた”スリコの家”に行くべきか否かを迷っていた。スリコの家はこのマクドナルドからちょっと遠いところにあるのでそこまで行くべきかどうか・・・。ネットしながら1時間ぐらい迷っていたのだが、結局スリコの家に行く決心をし、マクドナルドを出る。結果としてこの決断は正しかった、というのもこのマクドナルドのあたりはクタイシの南の端でこの辺に滞在したとしてもクタイシの中心部からは遠かったからである。スリコの家の方が中心部だった。

マクドナルドを出る頃には日も落ちていた。スリコの家には1番の市バスに乗ればいいとの事だったが、いくら待っても来ない。そのうちタクシーの運転手に「もう遅いからバスは来ないよ」と言われた。市バスは遅くには動いていないらしい。運ちゃんに「スリコhouse?」と聞かれ、もうバスも無いならそれで行くしかないか、とタクシーで移動する事に。マクドナルドからスリコの家までは6ラリ(360円)。

そしてタクシーはそれらしき家の前で停まった。予約してないのに大丈夫かな?着くと中からスリコの奥さんのメディコが出て来て、welcome, welcome、入りなさいと言われる。どうやら泊まれるらしい。よかった。

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