Day6:ウシュグリ→ズグジジ→夜行列車でトビリシへ

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旅行日:2014/10/8

ウシュグリからメスティアに到着したのは思っていたよりも早く4時半だった。この日はもう1泊ナジの家に泊まる予定だったが、もし移動できるものなら先に移動しようと思っていた。今回の旅はきちきちスケジュールなので少しでもスケジュールを詰められるなら先に詰めておいたほうがいいと思ったからだ。町の中心に行くとズグジジに行くマルシュルートカがたまたまいて、荷物もまだ宿なんだけど、というと、いいよ、まだ待ってるから、と言ってくれ、急いでナジの家に戻ってメスティアを後にすることにした。

そういえばまだ宿泊費を払ってない、とナジの家に行く前に途中のナジが働いているお店に寄ってみた。店ではおじさんたちが酒盛りで盛り上がってる。
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店番がナジでおばちゃんたちも話し込んでるし。先ほどのおじさんからビール飲め、ソーセージ食べれのリクエストでただでビール飲めちゃったw でもマルシュルートカ待たせているし、ナジに「ごめんね、今日発つことにした」と言って宿泊費の30ラリをお店で払った。「あら、そうなの?ちゃんとマルシュルートカある?」と特にキャンセルを怒ることなく、ナジは終始良いおばさんだった。
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メスティアで1軒気になっていたパン屋さんにも帰りに寄ってみることにした。このパンの看板がとても気になっていたのだ。ゲストハウスもやっているようだ。
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窓をのぞいてみるとパン職人のお兄さんがパンをこねていた。中から入りなさい、と言われて店の中へ。
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マルシュルートカを待たせているのに、ここでも「はい座って、音楽でも聞いて」とラジカセのボリュームを上げられ(笑)、もてなされた。言葉はあまり通じないが、日本から来たというととても歓迎された。
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顔面より大きいかと思われるパンはこんなに大きいのに1ラリ(60円)。食べてみると暖かくてとてももちもちしている。本当においしいパンだった。グルジアってホント、シンプルなパンがとてもおいしい。メスティアに行ったらまた食べたい!
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ナジの家に到着したら娘さんが帰っていた。今日メスティアを発つことにしたの、と軽く挨拶して、2階から荷物を取って家を後にした。この景色、忘れない。
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街の広場に戻ったらまだマルシュルートカはいた。15人乗りに対して4人くらいしかおらず、急いでいかなくてもよかった位だ。15分くらい待ったら、5時半に満員になる前に出発した。満員になる前にマルシュルートカが出ることは珍しいけれど日が暮れる前にズグジジに帰りたいのかしら?謎。

最後の山の景色を楽しみながらマルシュルートカは峠に差し掛かる。
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この氷河も見納めかな。
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道沿いには時々十字架があり、信仰深いグルジアの人は運転しながら胸でクロスを切ったりする。
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暗くなる前に山の景色が最後に見られて良かった。
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山を進む間に私以外に数人乗っていたお客はズグジジよりはるか手前で降りてしまい、マルシュルートカには私一人とテンションの高い運転手のみになってしまった。本格的に峠を下る前に「ちょっと待って」と運転手は寄り道で民家の方へ曲がってしまった。とある家にマルシュルートカは停まり、そこで別のおじさんが車庫からジープを出して、、、「はい、ここで降りて!このおじさんがジープでズグジジまで行ってくれるから」って、えー、どんな展開!?でもどうにか今日中にはズグジジに行ってくれるならそれでいい。9:25pm発のトビリシ行夜行列車があるのを知っていたので、間に合えば私はそれに乗りたいのだ。

おじさんは英語は全く話せず、ロシア語ぐらいしか意志疎通できる言葉はなかった。私もロシア語なんてヤポーネ、ダー、ニェットぐらいしか知らないし。しかし、私のために車を出してくれるのだからありがたい。タクシー扱いなのにお金はマルシュルートカの分でいいみたいだし(あまり覚えていないが、乗るときにテンションの高いマルシュルートカの運転手に20ラリ[1200円]払った気がする)

峠が半分以上過ぎたあたりでおじさんが「コーヒーでも飲むのに休憩しよう。ハチャブリも」と言い出し、私は先も急ぐし、自分でお金払うならそんなに乗り気でなかったが、おじさんがお金はいいから、とにかく休憩!とジェスチャーで伝えてきて、付き合うことに。峠のドライブインといった感じのお店だった。
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くつろぐ運転手のおじさん。
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お母さんと娘さんがやっている家族経営のドライブインのようで、ここにもナジの家にあったような薪ストーブがあって、ストーブの上や中でハチャブリを作っていた。ハチャブリはほんと、どこでも食べるのね。
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このドライブインのハチャブリはふわっとしていて、チーズもとろけるような感じ。ちょうどインドのチーズクルチャのような感じだった。
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向こうのおじさんたちもいい感じの陽気な人たちだった。グルジア人て本当いい人ばかりに出会えた。
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運転手のおじさんとハチャブリをつついでコーヒータイム。ちょうど夜も7時過ぎでおなかが空いては来ていたから暖かいハチャブリはおいしかった。しかもおごってくれてどうもありがとう。私一人のための峠下りで、しかもハチャブリとコーヒーまでおごってくれて、なんていい人なんだろう。おじさんの儲けがあるのか心配になる。
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おじさんが運転を頑張ってくれたおかげか、車は9pm頃にズグジジ駅に着いた。何とか9:25pm発の夜行列車に間に合いそうだ。おじさんは追加料金を請求することなく、バイバイ、とお別れした。ありがとう!!
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夜行列車のチケットはズグジジ→トビリシで4人のコンパートメントで18ラリ(1080円)。カッサのお姉さんに「もう出るから早くホームに行って」と促される。
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こちらがトビリシ行夜行列車。
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読めないけどそうらしい。
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指定されたコンパートメントに行くと若い男2人とおじさんの部屋だった。
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この3人、親子らしく、その中に私が加わった感じだ。
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今回の旅発の夜行列車。なんとなくわくわくする。ロシアの鉄道と同じく、列車は1分たがわず定時発車。
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しばらくたつとシーツの配布があり、自分でベッドセッティング。直前に買ったからか私は上のベッド。
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この一緒になった兄弟がとても親切で、私が上に1人でいても「コーラ飲まない?」とか「ソーセージとハチャブリ食べない?」とか何かと上のベッドの私に差し入れをしてくれて、またしてもご飯を恵んでもらっていた私。メスティアで買ったグルジアパンもおいしかったし、夜ご飯はいざとなったらそれを食べればいいか、と思っていたが、実際はジープのおじさんにハチャブリはおごってもらったし、兄弟にソーセージやらいろいろもらったし、おなかがすくことがなかった。

トビリシまでは約9時間の列車の旅。うとうと眠りながら、時々長く停車する駅で「ハチャブリー、ハチャブリー」と叫ぶおばさんの声が聞こえたりして、ハチャブリは駅弁の役割も果たすんだな、と思ったのを今でも覚えている。天気にも恵まれたスヴァネティ地方はもっといたかったが、もっともっとと言っていたら旅はいつまでたっても終わらなくなってしまう。名残惜しくはあるが、次に進まなければ。

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