Day8:エレバンのイランモスク、ハチャトゥリアン博物館、国際夜行列車でトビリシへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0




旅行日:2014/10/8

エチミアジンの後、エレバン市内に戻ってバスを途中下車。イランのモスクがあるということで気になるので行ってみた。ほう、確かにタイルがきれいなイランのモスクだ。エレバンではここは”ブルーモスク”と呼ばれるらしい。
DSC01965

入ってみるとターコイズブルーが目立つイランのモスク!
DSC01951

ドームだけではなくて、タイルの模様もきれいだなぁ。
DSC01952

この細かい模様!そしてコーランの文字もかっこいい。
DSC01954

タイルもここまで細かいと芸術品。
DSC01953

モスクの内部はシンプルではあるが、絨毯が一面敷き詰められていた。これもイランの絨毯かな?
DSC01955

もともとこのモスクはコーカサスの紛争で大破していたのをイラン政府がお金を出して復興させたとの案内が敷地内にあった。そういわれてみれば、イランのイスファハンに行ったときにアルメニア地区があって、そこに行ったときにアルメニアに興味を持ったことを思い出した。アルメニアとイランは隣同士の国なので、イラン人、アルメニア人ともお互いの往来が多かったのであろう。
DSC01960

煉瓦の建物の間から見えるミナレット。立派なものだ。
DSC01958

後ろのソ連時代からの古いアパートがある風景と色使いの鮮やかなモスクの対比。お互い異空間だな、と思った。キリスト教の教会めぐりに少し飽きたら、このようなイランのモスクを訪れるのもいいかもしれない。
DSC01962

モスクから再びバスに乗り、カスケード広場まで行くところで、横顔のきれいなアルメニア人女性がいたのでついぱちりと。アルメニアは美しい女性の宝庫というけれど、確かにそうかもしれない。イランの血とロシアの血が混ざるからなのかな?
DSC01968

前の日の夜に行ったカスケードを再び訪問。前の日は暗くてわからなかったが、庭園や噴水もあり、きちんと整備された公園という感じ。
DSC01972

でも、このわけのわからない銅像はなんなんだろう。
DSC01971

こっちはでぶちん女性w その後ろの青いオブジェも謎だw
DSC01973

夜に歩いて上ったので昼間はエスカレーターで楽をさせてもらう。
DSC01976

カスケードにわざわざ昼に来たのは、晴れていればここからアララト山が見えるとのことだったからなのだが・・・・うーん、霞んでいてまったく見えず。残念。
DSC01980

談笑しているエレバン女性達。こういう生活が垣間見えるのが面白い。
DSC01982

さて、トビリシで会ったR君がエレバンを周っていた時に行っていて面白そうだったハチャトゥリアン博物館に次は行くことにした。ハチャトゥリアンとはクラシック音楽を知っている人なら剣の舞の作曲家と即答できるだろう。コーカサス地方で最も有名な作曲家だと思う。
DSC01984

こちらがハチャトゥリアン博物館。かなり立派。もともとハチャトゥリアンが住んでいた邸宅を改造し、ホールも作ったのでこんなに立派なのだ。
DSC01985

アルメニア語は読めないが、ハチャトゥリアン博物館の開館時間は11:00~16:30。
DSC01987

ハチャトゥリアン博物館の入場料はたったの500ドラム(135円)。めちゃくちゃ安い。基本の入場料で写真2枚まで撮れる権利がついている。もっと写真を撮りたかったら1000ドラム(270円)追加とのこと。たかだか300円弱の追加なので惜しみなく追加した。ガイドは別料金なのだが、入場料を払うと受付にいた複数人の女性の中から一人、案内の女性が一人(一組)に一人ついてくる。監視のためらしい。私の担当になった人ではないが、この待っている案内の女性の中に、ものすごく綺麗な女性が一人いた。写真でお見せできないのが残念。アルメニア美女伝説本当かも。

さて、ハチャトゥリアンである。彼はグルジアのトビリシに生まれたアルメニア人で、コーカサスの土地で生まれ育ったという点ではコーカサスこてこてローカルの作曲家だということ。博物館には写真が多く、彼の若いころからの様子を知るには興味深かった。
DSC01988

そしてハチャトゥリアンが書いた直筆の楽譜。私も多少音楽をやるので、おおー、っとこれは見て思う。しかし、あまりに写真を撮っていたら監視役女性に怒られてしまったw
DSC01992

少し歳をとった時代のハチャトゥリアン。そして左はチェリストのロストロポーヴィチで右もチェリストのカリーナ・ゲオルギアン。ロストロポーヴィチが若い!!DSC01994

これこそソヴィエト3大作曲家の集合。左からプロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン。この3人は同じ時代に生きていたのは歴史を探ればわかる話だが、3ショットの写真を見ておおお、と思う。クラシック音楽界におけるこの3人の功績は素晴らしいし、この3人を有していたソヴィエトも凄い。。
DSC01996

左:バイオリニストのレオニード・コーガン(ウクライナ出身)、中:指揮者ロリン・マゼール、右:ハチャトゥリアン。マゼールが若すぎる!髪がある!
DSC01997

博物館のコーナーにあるこちら、開けると曲が流れて楽譜がついているもの。ハイテクな見せ方!
DSC02002

そして博物館の中には演奏会のポスターの数々。
DSC02004

なんと日本にハチャトゥリアンが来てたんですね。その時のポスターも掲示されていた。
IMG_6894

ハチャトゥリアンの生きていた時代はソ連としても戦争まっただ中で社会主義が強まる中での活動も制限されていたに違いない。彼を通じて彼の歩んだ歴史を紐解きながら、当時の時代背景を想像しながら展示をみていた。
DSC02006

展示の中にあったアップライトピアノ。
DSC02007

「このピアノは鍵盤が片づけられるのよ」と監視の女性が見せてくれた。
DSC02008

ハチャトゥリアン世界を周る、の展示。ローマ法王とも会っているのか・・すごいな。
DSC02011

そして邸宅に増築されたハチャトゥリアンホール。演奏会が行われるようだ。
DSC02012

ベヒシュタインのピアノがあった。
DSC02015

室内楽をやるにはよさそうな空間だった。
DSC02016

さて、博物館が終わると内部がつながっている、実際にハチャトゥリアンが住んでいた家の方も見学できるのだ。こちらからはおうちの内部。ピアノがクラシカルだ。
DSC02017

ハチャトゥリアンが聴いていたレコードの数々。
DSC02018

また違う部屋、そしてまた違うピアノ。使い古した感のある椅子など趣がある。
DSC02020

ベッドルーム。見学できるのはこのくらいだが、博物館と邸宅、ホールとわずか130円の入場料にしては盛りだくさんの展示で大満足だった。このハチャトゥリアン博物館はクラシック好きにはぜひ来てほしい。
DSC02021

さすがに昼を食べないでおなかが空いてきた。時間も15時ころ。何か食べに行こう・・・。エレバンの赤信号はストップをやたら強調した絵だった。なんか強そう。
DSC02023

横断歩道は英語でSTOP。わかりやすい。
DSC02024

地名はアルメニア語と英語。上のSTOPといい、交通標識関係はロシア語から英語へ切り替えが進んでいるのかもしれない。
DSC02025

さて、困った時のTripadvisorで評価が高かったワインショップ兼ワインバーのin Vinoという店に行ってみることにした。オープンテラスもあって素敵な雰囲気のようだ。
DSC02027

中に入るとワインの多さに圧巻。素晴らしい!
DSC02029

そして自家製ソーセージやチーズなど、つまみながらワインも楽しめるとのことで、ここで遅いランチを取ることに決定。
DSC02031

ソーセージは2000ドラムから、ということは500円くらいから?安いわ。
DSC02032

テーブルにもさりげなくワインの紹介。嫌味っぽくなくていいね。
DSC02033

お店のお姉さんにお任せして食べ物を見繕ってもらい、ワインと一緒に。うわー、素晴らしすぎる。ハム・ソーセージ好きだし、おなかすいてるので食べるもんね。店のお姉さんはハムとサラミとに加え、アルメニアンチーズを提案してきたのでこの盛り合わせ。ちなみにワイン3杯飲んでこのサラミ・ハム・チーズの盛り合わせは全部合わせて7900ドラムのお会計だった。つまり2200円。信じられない安さ!ワイン好きにはエレバン天国かも。
DSC02034

アルメニアンチーズはスモーキーでワインのアテにいい!
IMG_6861

10杯飲んだら10杯目が無料!飲みたいー!!
DSC02035

グラスワイン、1杯800から1200ドラムって200ー300円、日本の3分の1な感じね。アルメニアのワインは安い。そしておいしい。アルメニアやグルジアもだけどワインを選ぶときは赤も白もまずドライかスイートか、と聞かれる。白ワインならまだしも、赤でドライって何?と思ったのだが、つまり渋みのある重いワインはドライと呼ぶらしく、スイートはポルトワインやアイスワインほど濃厚に甘くはないけど甘い口当たり。ドライは赤でタンニンが効いている。前の日のディナーでも思ったが、アルメニアのドライの赤はほのかに樽の風味がしてなかなか美味しい。
DSC02036

本当はアルメニアはグルジアに比べるとあまり面白くないな、と朝までは思っていて、エチミアジン終わったらグルジアに戻ろうとさえも考えていたのだけど、ハチャトゥリアン博物館とこのin Vinoのワインを味わったら、エレバンもなかなかいいじゃん、とすっかりお店を気に入ってしまった。ワインをおかわりしながら、ゆるーく飲む休みの日は幸せ。もうグルジアに戻るのは夜行列車にこの時点で決定(笑)給仕してくれたお店の女性店員も美人でやっぱりアルメニアは美人が多い?ワインがおいしかったのでお店の人にアドバイスいただいてちょっといい6600ドラムのワインを自宅用に購入。1800円くらいのワインだけど、多分日本で3倍くらいすると思われる。
DSC02037

エレバンは音楽とグルメの街だな、というのが私の印象。コントラバスのマークのミュージックパブなんかも行ってみたかったな。
DSC02038

10月だけどまだそれほど寒くはなく、エレバンは緑も豊かでとても気持ちいい気候だった。
DSC02039

そしてたまにとても惹きつけるアルメニア女性とやっぱり出会う。しかし女性は美しいのに、あまりかっこいいアルメニア男性はなぜかいない。残念!
DSC02040

エレバンはアートの街でもある?
DSC05182

トビリシ行夜行列車は21:30発で少し時間があったので、ぶらぶら。実は夕方になってわかったのだが、エレバンにはソ連系共産国によくある子供鉄道、つまり子供が仕事をして運営している列車があるとwikiで知り、そのあたりに行こうとこの川沿いを歩いていたのだが、日が沈むと営業終了らしく、残念ながら子供が運営している列車は見ることができず。かなり歩いたのにやってなくて心折れた。
DSC05185

帰り際に岩場を掘ったトンネルを見かけたり。こんなところ観光客誰もいないしw バス停まで出るのも面倒になり、ここからタクシーにのりエレバン駅に向かった。
IMG_6905

そしてエレバン駅に到着。思いっきりロシアと同じ雰囲気のスターリン建築のエレバン駅。いやはや、アルメニアは今のロシアよりもソ連っぽい。ところで駅前でトビリシまでタクシーで行ってやる、という勧誘にあったのだが私一人で100USDと吹っかけられる。トビリシからエレバンは3人で60USDぐらいだったので一人20USDってことだし、これは明らかにぼったくりなので無視した。
DSC05188

駅の中に入ってまともに夜行列車の切符を買いに行く。とにかく大きな駅舎だが、人はほとんどいない。
DSC05203

駅の中は今でもロシア語が共存する。
DSC05192

エレバン駅の待合室兼カッサ(切符売場窓口)。この待合室は無料Wifi飛んでいてなかなかよかった。ここのカッサで対応してくれたのは若い英語が通じるお姉さんでいつになく親切な対応で感動した。ほら、カッサというとロシアといい、アゼルバイジャンといい、無愛想なおばちゃんばっかりだったので。。。
DSC05197

2等寝台の下は13600ドラムで3700円ほど。
IMG_6906

エレバン発トビリシ行は21:30に発車し、トビリシ到着は7:50で偶数日運行。逆にトビリシ発は奇数日運行で20:20トビリシ発、6:55エレバン着。
DSC05198

エレバン近郊列車もあるにはあるけど、ものすごく本数少ない。
DSC05200

さて、チケットを無事にゲットしたのでしばし駅の周り散策。駅の名前も塔の右側はアルメニア語なのだが、左側はロシア語だ。
DSC05208

立派だなぁ。エレバン駅。
DSC05212

おなかが空いたので何か食べたかったが、人気のなさそうな食堂ぐらいしかなくがっかり。
DSC05215

ザリガニは食べてみたかったような、怖いような。おいしいんでしょうか?
DSC05216

駅の周りを探検していたら、駅地下があり、ここに店が固まっていた。なーんだ。ピロシキと水を買い、アルメニアドラムをほぼ使い切った。
DSC05218

そろそろ出発なので夜行列車に乗ることにする。
DSC05223

気動車はアララト!
DSC05233

レトロな感じの客車内。
IMG_6917

4人コンパートメントの内部。
DSC05229

さて、トビリシ行の夜行列車は途中Google Mapを見てみたら、トビリシは北にあるのに、一旦かなり南まで列車は南下し、ぐるっと回って北上していった。短時間で近道で、という日本の列車とは大違い。そして考えてみたら実は初めての国際列車での夜行列車ということに気が付いた。前のズグジジからトビリシは国内夜行列車だったので最初から最後まで邪魔が入らず寝ていたが、国境を超えるということはパスポートのチェックがあるということで、国境に差し掛かる手前でまず部屋に車掌がきて「そろそろパスポートチェックだから準備」となる。バスと違って車両を降りなくていいのはいいが、目覚めなけばならない。そして列車は国境のかなり手前で停車し、各部屋にまずはアルメニアの出国を処理する国境警察が来てパスポートチェック。国境警察はパソコン持っており、パソコンにつながっているスキャナでパスポートスキャンして、汽車のマーク入りスタンプ押す。荷物は目視チェックで終わり。乗客全員分終えると列車は動き出すが、今度はグルジアに入ったところでまた停車。グルジア側ではパスポートを一旦回収され、何処かでまとめてハンコが押されるようだった。荷物のチェックもアルメニアより厳しく、アルメニアは荷物のある位置だけ教えればよかったのに、グルジア入国は荷物の中身を開けさせられた。

そんなこんなで国際列車で出国→入国の間、大体2時間弱は眠ることができないのである。同室の少年が眠いのが我慢できないらしく、国境警察が入ってきても目を開けないので、顔写真チェックの時、親に起こされて半目しかあけれないで応答していたのが面白かった。

グルジア入国後、再び寝ていると、今度はそろそろトビリシ、とまた車掌が起こしに来る。ロシアでもそうだったけど、旧ソ連系の夜行列車の車掌はなかなか忙しい。起きてみると朝日が見えた。
IMG_6925

さて、川を越えればもうトビリシ。再びグルジアへ舞い戻ってきた。残り2日はトビリシ近郊で観光。最後に首都に戻ってきた感じだ。
DSC02043

Comments

応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へブログランキングならblogram
にほんブログ村 海外生活ブログ サンディエゴ情報へ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加