アメリカ転職(2)レジュメとエージェント

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レジュメ

英文レジュメについては、自分で書く自信がないのであれば、お金を払ったとしてもプロのサービスを使った方が良いと思う。それは、どんなに英語が出来る人であっても、英語が母国語でない限りは稚拙な表現が入りがちだと思うためである。自分の本質を見てもらう”とっかかり”がレジュメであり、逆にどんなに本人がスペックの高い人であっても、レジュメの印象が良くないとインタビューにすら呼ばれないかもしれない。例えば日本語の履歴書で誤字脱字が多かったりすると、読む立場からすると、応募者の知的レベルを疑ったりしないだろうか?英語でも同じ事が言えると私は思っており、いくら頑張って書いたところで、最後の細かなニュアンスで変な印象をもたれると、もったいないなと思うし、私はそのリスクを減らしたかった。

私が使ったのはResumeEdgeというオンラインレジュメライティングサービス。レジュメライティングを専門でやってるサービスである。さすがアメリカ、こういう専門業者がちゃんといるのだ。それだけレジュメのファーストインプレッションが重視されている、という現れでもある。私は2010年に英文レジュメを1から書かなければならない時にResume Writingのサービスと2014年に3年分ちょっと分のキャリアの追加したときにEditingサービスを利用した。少なくとも過去5年以上に渡ってお世話になっているので、老舗のサービスだと思う。
Professional_Resume_Writing_and_Editing_Services___ResumeEdge_com

レジュメの全てを独力で英語で書く事ができるのならDTPと構成と言い回しを修正してくれるEditingのサービスで良いのかもしれないが、中身がどうにもこうにも、と思う人であれば素直にResume Writingにした方がいい。Resume WritingにはEntry(0-2年の職務経験)、Professional(2年以上の職務経験)、Exectiveとあるが、私の場合はProfessionalのケースだと思って参照にして欲しい。

Resume Writingは自分のレジュメを書いてくれるレジュメ・ライターが1人アサインされ、自分がキャリアに関してのQuestionerをオンラインの自分のページでまず埋めたあとに、電話がかかって来て、そのQuestionerを見ながらいくつかの確認の質問をされる。当然Questionerも電話も英語なので、最低そのくらいの英語力は要求されるということになる(というか英文レジュメを出す会社を志望しているのであれば当然英語のコミュニケーションはありきだと思うので、あまり驚く事ではないと思うが)。しかし自分が初めて利用した時、結構このQuestionerの質問が細かくて、これを埋めるだけでも疲れた記憶があり、多分そこまで転職に火がついてなかったのもあり、Questionerを2ヶ月ぐらい放置した!メールでQuestionerを埋めなさい、とリマインダーが何度もあり、やっと埋めて電話インタビューをした記憶がある。2ヶ月かかってもサービスはきちんと有効であった。

電話インタビューではキャリアを頭から質問されて、ある意味これが面接のような感じでもあった。どういう仕事をしているか、どこをアピールしたいか、というのを綺麗な表現でなくても、レジュメライターにきちんと伝えるのがこの電話の目的である。電話インタビュー後に1st Draftが1週間以内に自分のアカウントページに送られて来て、それには黄色で更に追加の質問が書いてあったりする。もうちょっとここをアピールして欲しい、とかも言ってよくて、納得のいくまで注文を出す事ができる。1st Draftの時点で、さすがプロに書いてもらうと違うな!と思った。冒頭のジョブ・サマリーもうまくまとまっているし、それぞれの内容も端的にスマートな表現でまとまっているのだ。日本人にありがちな同じ単語を何度も使ってしまう、という事も無く、さすがプロの仕事のクオリティである。

どのようなレジュメになるのか、私のレジュメを見せる訳にも行かないので、Resume EdgeのSample Resumeのページを見て欲しい。個人的にはこのサンプルは内容がシンプルすぎると思うが、自分が手にしたレジュメはもっと職歴も書いてあったし、仕事の詳細も多く書かれていた。

ところで、Resume Writingの価格であるが、2015年現在では基本価格は$249で、それにオプションでLinkedin用のSocial profile$69とCover Letter$49を付ける事ができる。Social ProfileとCoverLetter両方を追加すると$20の割引らしい。もしくは一番最初のページにここを押すとクーポン20%オフというのもあった。
resume2

自分がオーダーした2010年当時は$249.95ドルだったらしい。今は1ドル安くなったな。ちなみに当時カバーレターも注文した。プロモがあって基本のレジュメライティングとカバーレターで$287.06、無料でエレクトリックレジュメ(今で言うSocial ProfileのようなInternet用のプロフィール)、Web Resume(URLを渡されそこに自分のResumeがhtmlでアップされるもの)がついて来た。当時はまだLinkedinが無く、エレクトリックレジュメのテキストはmonster.comなどのサイトに載せるぐらいにしか使ってなかった。
resume3

カバーレターの必要・不要については、2010年当時に企業のwebsiteから直接申し込んだときは使ったのだが、2015年の転職活動ではエージェントを使ったせいもあるのか、カバーレターは使う事はなかった。今でも直接応募であれば、カバーレターを使うのかもしれないが、エージェント経由であれば、エージェントがカバーレターの役割をしてくれるので不要だったのかもしれない。

さて、2014年にEditingのサービスを利用したが、今ResumeEdgeのページを見ても表ページから行くリンクをみつけられなかったが、このリンクに以下の比較表をみつけた。ここからEditingのサービスを購入する事ができる。
スクリーンショット 2015-08-15 午前11.34.58


Resume WritingとEditingの違いはEditingの方には業界にspecificなレジュメ・ライターがアサインされない、電話でのインタビューがない、追加の電話インタビューがない、1st draftからの変更が2回までと制限、レジュメのページ数が2ページまでというところ。これにLinkedin用のProfileとカバーレターをオプションで自分は付けた。2014年のときは3年分のキャリアは自分で英語で書いて、それをもとにヘッドラインのサマリーを最新のキャリアに重きの置いた物にしてもらい、新しく追加した部分を主に添削してもらってレイアウトを治してもらった。過去のキャリアはそのまま以前の書いた物を流用した。

resume4

正直カバーレターは先述の通り使わなかったので頼まなくても良かったが、Linkedinのプロフィールは結構使えた。Linkedinは企業の人事もエージェントもよく見ているので、そこから声を掛けてもらうには見てくれは良くしておいた方が良いと思う。まぁ、書く内容はレジュメを自分で推敲してシンプルにすればいいのではあるが、それが面倒臭いときはこのサービスが有用だと思う。

結局英文レジュメにいくらお金を突っ込んだか、というと$287.07 +$179.10 = $466.17。結構お金使ったな・・・。今一からこのサービスを利用するとしたら、自分だったら基本のResume Writing$249にSocial Profile$69をつけて$318というのを選ぶと思う。この金額が高いか安いかは個人で判断して欲しいが、少なくとも、私は英文レジュメで2つはオファーを取れたし、海外の会社からもお声はかかったので、高い買い物ではあったけれども、効果はあったと思っている。

日本語履歴書と職務経歴書

最終的にはアメリカの会社に転職することにしたが、東京でも転職活動をしていたので、英文レジュメの他日本語履歴書と職務経歴書も準備した。私は英文レジュメを作ってから日本語の履歴書に取りかかったのだが、フォーマットはインターネットで適当に落ちていたエクセルの物を拾って使っていた。汎用性を考えるとwordフォーマットの方が望ましいと思う(よくpdfではなくて、wordで送ってくださいといわれることがあるので)。英文レジュメと比べると、「趣味」「特技」「興味関心のある事」「志望の動機」そして写真を貼るのがいかにも日本らしいのだが、これらの文章を書くのが結構面倒臭かった。趣味は書く事沢山あるが、本当にぶっちゃけて書いて良いのとか、特技って仕事とからめて今更何書けばいいの、という感じで。。日本語履歴書は2ページのもので左に学歴と職歴がかいてあり、右にこの趣味等が書いてあるものだ、と思い込んでいたが、とあるリクルーターさんに、この趣味とか無いバージョンの履歴書でいいんですよ、と言われて、最終的には1枚の学歴と職歴の基本情報のみ載った履歴書に途中からバージョンを変えた。右側の趣味や関心と言った内容は面接で、最後に時間が余ったりしたときに話のきっかけとして使われる事があるくらいで本質ではないと思う。コアとなる面接は履歴書でも左の学歴・職歴の部分と、別紙の職務経歴書の内容が主だからである。

職務経歴書はフォーマットは自由ではあるが、私は英文レジュメを先に作っていたので、英文レジュメの内容を和訳して自分で作った。ResumeEdgeはプロで構成がうまいので、そのまま日本語にも展開したということになる。職務経歴概略として英文Resumeのサマリーの内容を書き、実際の職務経歴を時系列に書く前に、「活かせる経験・知識」という項目を書き足し、アピールポイントをハイライトした。ここは受ける会社に寄って内容を変えたりしていた。日本語の履歴書、職務経歴書は特に有料のサービスを使わず、自分で起こして活用した。まぁ、日本語ですしね・・。

利用したエージェント(南カリフォルニア)とJob Interview

最終的にアメリカに転職する事になったきっかけは、英語を使う仕事を探しているんだし、それまで東南アジアやヨーロッパばかりを見ていたが、アメリカという選択肢もあるよな、とふと思ったからである。旅行先としてはアメリカは全くと良いほど最近興味がなかったので、転職活動でも一番最初には頭に浮かんで来なかったのである。考えてみると、ヨーロッパのイギリス以外の国と比べると言語は英語だけで良いのだし、最初に考えても良かったぐらいなのだけど。1つはアメリカは労働ビザを取るのが難しいのではなから諦めて積極的に探そうとしなかったのかもしれない。

しかしふと思い立って、就職するなら昔短期留学でなじみのある南カリフォルニアが良いかな、と思って登録したのがInterplacePasona USA。じつは学生時代に短期で留学していたときもこの2社にレジュメを送った事があり、そのときからこのエージェント会社を知っていたので、今回もホームページにの登録ページからレジュメを送ることにした。レジュメを登録したのは3/31の夜。

Pasona USAからは返事は来なかったけれども、翌日4/1にすぐメールが来たのがOrange County InterplaceのHさんからだった。日本人の方だが、多分日本から受けるということで私の英語力を見るためか、やり取りは全て英語だった。詳細についてお話ししたいので、電話が欲しいと朝起きたら入っており、電話をしたが、捕まらず、メールで返事がきた。ビザのスポンサーは必要なのか、何故転職したいのかを矢継ぎ早に聞かれる。とてもメールのレスポンスが速い人で、とんとんと話が進んだ。言われたのはH-1bビザは4月1日の段階でもう2016年の発給数に届いてしまうので、H-1bビザを申請するなら2017年まで待たないといけないとの事。やはり今もアメリカの労働ビザは大人気らしい。ああ、やっぱりダメなのね、と思った矢先、「あなたはEビザの資格があると思うので、Eビザをスポンサーする会社の案件を調べてみる」とのメールが。え、Eビザなんて考えてなかった。働くのにそんなビザがあるの?という驚き。

そして数時間のうちに、この会社のポジションに興味があるか、と見せられたのが今働く会社の案件だった。経験の無い職種ではあったが、業界は似ているし、これから伸びそうな分野だと思った。給与の条件もそれまで見ていた東南アジアよりも格段に良いし、ベネフィットもいい。そして勤務地は学生時代にいたサンディエゴ。これ、良い話なんじゃないか、とアプライする事にした。そして翌日4/2、会社規定のアプリケーションフォームを出すように言われ、エージェントのHさんと書き方についてやり取りのあと、アプライの書式がそろう。並行してレジュメをみたアプライ先が私に興味があるとのことでskypeインタビューを調整するということになった。そしてskype面接になったのが4/8の朝。ちょうどレジュメを出してから1週間後に最初のインタビューまで行くというのは日本と比べるとかなり速い、と思った。

skype面接は4/8日本の朝の時間、会社に行く前に自宅から受けた。日系の会社ではあるが、冒頭は英語で自己紹介と職歴の説明をし、その後は日本語で質疑応答で1時間弱の面接時間だった。この1回でこの仕事に関わる主たる人々全員がいたので、面接はこの1回のみだった。そして1週間後までに合否をエージェントを通じてお知らせするとの事だった。待つ事1週間。その間東京の転職活動も手を抜かないでやっていたのだが、4/14の朝にエージェントからgreat newsということでオファーを頂いた事を知った。

レジュメを登録してから僅か2週間でオファーがでるとは、私がこれまでやって来た転職活動ではあり得ない速さだった。いや、これがアメリカの人材業界の常識なのかもしれない。日本のどこかの会社であったような、レジュメがある程度集まるまで待たせたり、相対比較をするのにすごく時間がかかるのとは違って、アメリカの場合は案件が来て、良さそうならすぐ面接をして絶対評価で決めるのが主流なのかもしれない。日本と大きく異なると感じた次第である。

決まった話だけ書くと、さも簡単に決まったように見えてしまうが、半年に渡って東京のエージェントには数多く会い、中国と東南アジアとのエージェントとも話を聞いたり、求人をもらったりしていた。とあるR系列のエージェントはマッチングした案件をマイページに載せていくのに興味のあるものをアプライしたが、30社ぐらいはお願いしたのに、全く書類が通らなかった。多分機械抽出で選んだ案件をマッチングして書類を回すだけの会社なんだろうなと思った。そのエージェントから応募すると書類選考落ちの数だけ増えてしまって、その後強いエージェントに当たったときに、ああ、もう過去に書類だしていると半年は応募できないんですよ、という悪い影響にしかならなかったので、途中から出すのをやめた。そういう失敗もあった上での、今回のアメリカのオファーだった。

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