アメリカ転職(3)ビザについて – 書類準備、アメリカ大使館面接~E2ビザ受領

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ビザ書類準備

ジョブオファーが出て、オファーを受けると、早速転職先の会社からビザに関する書類の提出を求められ、会社が使っているアメリカの移民弁護士事務所からも連絡がきた。まずメールでアメリカの非移民ビザを申請する人全てが提出するDS-160のフォームが送られて来た。DS-160は英語の提出書類であるが、私のところには移民弁護士が作った日本語の記載用紙が送られてきた。これを基に移民弁護士が英語でDS-160のインプットをしてくれるようだ。書類は11ページぐらいあり、日本語であっても結構書くのに時間がかかった。トリッキーなのは最近直近5回のアメリカ入出国記録(グアム・サイパン含)と過去のアメリカのビザ歴の記載だ。アメリカ入出国記録は旅行記で記しているので調べたら書く事が出来たので問題なかったのだが、問題は過去のアメリカビザの番号である。学生ビザを15年ほど前に取っているが、そのパスポートが2つ前のパスポートで、はてどこに置いたか行方不明。もし過去のアメリカのビザが貼ってあるパスポートを無くした場合、どこでどうやってなくしたかを説明しなければならないとの事だった。ああ面倒くさい・・・。とりあえず過去のビザ以外のところを全て埋め、パスポートを2日ぐらい探して、そしてやっと発見した。昔の地図などを入れている袋に古いパスポートが入っていた。有効なビザも貼られていない2つも前のパスポートなんて全くノーマークだったのだが、アメリカでビザを申請する際には必要になるので、捨てないで取っておいた方がいい。あと、DS-160には男性のみ答える質問が2つある。それは中学校以降の学歴全てと過去5年間に渡航した国のリストなのだが、もし自分がこれを回答するときはまた過去5年分の渡航先となると大変だったなと思う。

DS-160以外はオンラインビザ申請のための写真画像と5cmx5cmのビザ申請用紙に貼る用の写真とパスポートコピーが必要だった。オンラインビザ申請の写真画像は決まり事が結構多く、この「新しいオンラインビザ申請のための画像要件」をきちんと見て欲しい。解像度がそこそこ高くなければいけないのがポイントで、最低600px x 600px必要である。上限が越える事はまず無いし、あっても縮小する方法はいくらでもあるが、画素数が小さい物は増やす事はできないので、画素数多めにしておかなければならない事を念頭に置いておく。また、写真をスキャナしてこのデジタル画像を作るには、51mmx 51mmの正方形の画像を300px/インチ以上でスキャンしなければならない、と書いてある。実際の証明写真は書類準備時にはすぐは必要ではなかったが、大使館に行く時のDS-160の確認書類には5cm x 5cmの写真は必ず必要なので、オンラインでのビザ申請の画像を作るのにあたり、私は証明写真を撮って、それをスキャンする方法を撮った。証明写真は勤めていた会社近くの駅にある証明写真の普通の機械で撮り、それをスキャナーで取り込んだ。何とかギリギリ600pxの壁はクリアできた。

全部必要物をそろえて、弁護士に書類を提出したら、弁護士事務所から東京の大使館の面接予約を取りました、と連絡が入った。こういう大使館の予約のアポ取りも弁護士事務所がやってくれるらしい。GW明けの5/15金曜日の朝9時半の大使館面接となった。しかし、ここでまた新たな問題が浮上して来た。その前の週に弁護士と事前打ち合わせをするのに電話アポイントメントを決めたいとの事を言われたのである。私は4/25-5/10まで中央アジアに旅行することにしており、面接の前の週はまだ日本に帰っていない。更にビザ申請の為に必要な大使館で持っていく書類も送付するので、それを手にした上で、この弁護士との電話インタビューをしなければならないとの事だった。つまりアメリカから来る書類も返送されないように受け取らなければならない。2週間東京の家を留守にする旨を弁護士事務所に伝え、Fedexで送る書類は5/10ぐらいに着くように少し待って送って欲しいというお願いと、弁護士との電話インタビューは5/12火曜日の日本の早朝にリスケしてもらった。

さて問題は弁護士からFeDEXで送られてくる書類をどう受け取るかである。5/10日曜日にに中央アジアの旅行からは無事帰国したが帰国日は夜。弁護士との電話打ち合わせは火曜日の朝、つまり月曜日中に何としてもこのFeDEXの書類を受け取らないとアウトである。月曜日、日本のFeDEXに即電話し、配達を確実に受け取る方法を相談した。しかし私の家の区域はFeDEXが直接配送するのではなく、西濃運輸が配送するとのこと。西濃なんてあまり運送してもらった事無いし、ますます心配になる。次に自宅近くの西濃運輸に今度は電話し、絶対今日この荷物を受け取りたいので、私のアパートには宅配ボックスはないが、同じ経営の隣のアパートにはあるので、そこに書類荷物を入れてもらい、入れたら必ず携帯に電話してもらうように万全を喫した。そして昼過ぎにちゃんと配達ボックスに入れました、と連絡があり、ビザ書類受け取りは綱渡りだったが確実に受け取れて安堵した。家に帰ったら確かに宅配ボックスに入っていた。

そして翌朝、弁護士との事前打ち合わせを電話でした。受領したビザ関連書類はE-2ビザの申請ということで2センチを越える厚さの分厚い物だった。何カ所か自分のサインを入れるところがあり、そこに付せんを挟んである、とのことだったが、私の書類には挟まってなくて、ちんぷんかんぷん。しかし、何とかサインの場所を確認して事無きをえた。弁護士からは「ニュアンスが間違って面接官に伝わると落ちるケースもありますから」と言われ、多少プレッシャーを感じる。一番やってはいけないと言われたのは、面接書類の中に入っている会社からの私の推薦状の一字一句を覚えてそのまま受け答えすること、とのことだ。Job Descriptionや経歴、どういうミッションでアメリカで働くか、といった内容に関しては自分の言葉で説明する事が大切らしい。確かに面接官の立場になると、一字一句提出書類と同じだと、こいつ中身知らないで覚えてるだけだな、と思われても仕方が無いだろう。ちなみに面接時間に対しての大使館到着時間は1時間前くらい、とのアドバイスだったので、9時半の面接予約に対し、8時半には着くようにいく事にした。

結果として、ジョブオファーがでてビザ書類がそろい、アメリカ大使館の面接までは1ヶ月も掛からないで準備がおわったということになる。とても速いビザ準備プロセスだったと思う。

アメリカ大使館でのビザ面接日当日

ビザの面接日はGW明け金曜日の5/13だった。8時半に大使館に着くようにして家を出た。国会議事堂の駅で降りて首相官邸の前を通り、
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アメリカ大使館到着は8:20。右下の黒い建物が手荷物検査の建物である。時間も遅刻せず余裕、のはずが、ここで事件発生。
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その前にアメリカ大使館に入るには他国の大使館以上に手荷物の制限が厳しい。まずセキュリティチェックの注意事項を抜粋すると

  • 全ての申請者は、手荷物をX線検査機に通し、金属探知機を通るなどのセキュリティーチェックを受けていただかなければなりません。ご来館の際は、ビザ申請に必要なもののみをご持参ください。本や雑誌などの読み物は問題ありませんが、食べ物、飲み物、スーツケース、リュックサック、ブリーフケース、大きなショルダーバッグは館内に持ち込むことができません。したがって、これらの物をお持ちになった場合、入館が許可されないので自己負担で保管していただく必要があります。また、面接の取り直しが必要となります。
  • 携帯電話1台以外、全ての電子機器(携帯電話、USBメモリー、PDA, ノートパソコン、iPad、ゲーム機器、携帯音楽プレーヤー、iPodなど)は大使館到着前にご自宅に置いてきてください。携帯電話を大使館内に持ち込むことはできませんので、入口で預けてください。その際にプラスチックの番号札が渡されますので、お帰りの際にその番号札を提示して受取ってください。

セキュリティチェックの前で預けてもらえるのは携帯電話1台のみである。2台以上持っている人は2台目は預けてくれないし、ipadなんてもってのほか。携帯の2台目やパソコンなどの電子機器は大使館の外部の駅のロッカーに入れて来てくれ、というスタンスである。なので、余計な物は絶対持っていってはならない。また上には書いていないが、最近よくもって歩いている荷物としてはモバイルブースターやiPhoneに装着するタイプのバッテリー付きケースも認められていなかった。ロッカーに入れて来てください、と無情にも追い返されていた人がいた。

私は黒い建物の手荷物検査はクリアし、大使館本館の建物に入る手前、書類を大使館のクリアファイルに入れ替える所があり、そこで入れ替えを行った後、番号札をもらう。この番号がこの日自分が呼ばれるIDとなる。それをもらい、さて本館に入ろうとするところに、再びセキュリティチェックがある。そしてここで私は鞄の中を確認され、家の鍵に付いていた銀行のトークンに目をつけられた。電子機器でこれはダメですと言われてしまったのだ。えーーー、なんでここで?言うなら前の建物じゃないの????

私もとある追い返された人と同じ穴の狢になってしまった。無情だ・・・・近くのロッカーは?と聞くと溜池山王の駅、とのことで、大使館から一旦外にでて、駅まで戻る羽目になった。溜池山王の駅までは5分。しかし一番近いロッカーは全部埋まってるし!!!更にロッカーを求めて結局国会議事堂駅のあたりまで戻る羽目になった。ほんと、銀行トークンがだめだなんてどこにも書いてないし、なんでロッカーは遠いところしかないのよ!といらつくが、怒りを治める矛先もない。大使館にむくと、じゃ、ビザ発行しません、って言われそうだし・・・。結局8時半についていたのに、ロッカーに物を入れて、再びセキュリティチェックを受けたら面接時間の9時半になってしまった。時間はギリギリだが、今度は最後の手荷物検査にも引っかからず、大使館本館に入る事ができた。

大使館のビザセクションの中は写真撮影厳禁だが、大使館のビデオがあるので、それでイメージ可能かと思う。入ると1番窓口に書類を全部提出し、待ち合いの椅子で自分のIDが呼ばれるのを待つ。まず呼ばれたら指紋を取り、次に別の窓口で面接という流れである。面接といっても、窓口は10個並んでおり、隣の人とは壁を挟んだだけで、立ったまま窓越しの面接官の面接を受ける。

このビデオに関して突っ込みたいところは、自分のID番号は大声で呼ばれる訳でなく、部屋の中のモニターでポーンってなって番号がアップデートされるだけなので、モニターを常に見ていないといけないため、じっくりと本を読む事なんてできなかった。本を読んでいたら自分の番号がアップされているのを気がつかなそうだし。。

E-2ビザは移民局の審査なく、アメリカ大使館の判断でビザが発給されるため書類が多い。大使館の建物に入る前に並んでいる人を見ると、子連れは多分駐在員のLビザだろうが、その人達の書類が紙ぺら1枚なのに比べて、私はクリアファイルが変形するくらいの分厚さの書類を持っていた。書類を窓口で提出してから最初の指紋採取までに呼ばれる時間もすぐ前に居た家族連れは30分ぐらいで呼ばれていたのだが、私が呼ばれたのは9時半に書類提出してから約2時間弱待った11:10頃だった。周りの人がどんどん居なくなる中、午前中には呼ばれるのか不安になったが、何とか午前中だった。

指紋の採取で窓口に向かうと、日本語の流暢なアメリカ人女性職員から、「はい、まず4本指を台に乗せて」とアメリカの空港でやるような指紋採取の機械で指紋の登録をした。右4本、左4本、右左の親指両方乗せで終了。指紋採取が終わると右隣の6-10番の窓口に順番に案内されるラインに並んで、順番がきたら空いている窓口に案内されて面接となる。

面接は面接官が、こんにちは、と日本語で言って来たので日本語で良いのかしら、と思ったら、仕事内容の質問を最初日本語で答えていたら、Please speak in English because it’s complicating…と言われたので英語に切り替えた。はっきり言って上のビデオは学生ビザ向けで、面接はこんなにシンプルではなくて、もっと長い時間それぞれ話しているようだった。私への面接官からの質問は、この会社はどういう会社か、自分の仕事は何の仕事か、という質問に関する説明と、提出書類の中に入っている会社の組織図をみながら、自分のポジションに関する質問と、メキシコにある工場とアメリカのオフィスの関係やメキシコ側の工場に行く頻度を聞かれた。「この会社の他の人はどういうビザで働いているの?」と言われたが、これは知らないので、知りません、と言うしか無かった。面接自体は10分ぐらいで、面接の最後に面接官からYour visa was approvedと必ず結果を言われる。とりあえず私もApproveと言われたのでほっとした。ビザは1週間以内にパスポートに貼られて郵送されます、と言われて終わり。9時半の面接予約だけど、大使館を後にしたのは11時半頃だった。とりあえずビザが取れて一安心。

そしてビザ受領

後日、翌週の木曜日にビザが貼られたパスポートとEビザの書類一式が帰って来た。ビザのデザインは学生ビザを取った15年前と比較するとアメリカの国旗の青と赤がベースとなったデザインに変わっていた。5年の労働ビザをゲットしたのでこれで5年は合法的にアメリカで働く事ができ居住する事ができる。これで後はアメリカに飛ぶだけだ。
visa

渡航予定1週間前にビザも揃い、あとは無事に引っ越す事のみとなったが、退職手続きと東京の家をclosingするのと次のアメリカ生活の準備との同時並行は今までのどの引っ越しよりも大変だった。次回からはその話。

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